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2006年 07月 27日
Game:ウイニングイレブンと八百屋
 "Game"のカテゴリーを初めて立ち上げます(^^ゞ
 と、言うのもFigoさんRougeさんのブログのエントリーに触発されまして…(^^ゞ
これは書かねばなるまい、と言う気持ちになり、モリモリと書いておりまっす(^^ゞ


 八百屋とウイイレの出会いは1997年くらいだったと思います。当時初代プレステのソフトで、ウイニングイレブン3を初めて触ったと記憶しております。
 サッカーにハマり始めた八百屋が、当時大学時代の親友のshuntako君に教えてもらい、その日初めてやらせてもらったら、その夜にはソフトを購入していました(^^ゞ

 サルのように徹夜してやってましたねぇ...( = =) トオイメ

 何せ実在に近いネーミングで選手が登場し、ユニフォームも当時ナショナルチームしかなかったけど配色はそのまんまだったから、もう入り込まないわけが無い。ゲームの完成度も非常に高く、以降このシリーズは全てプレーしました。
 今や、日本のサカゲーの金字塔を打ち立てており、続編が出れば絶対に好セールスが約束されるほどの、モンスターコンテンツになりました。そりゃあ10まで出るわな(^^ゞ

 回を重ねるごとにリアルになり、今や欧州のクラブチームの多くも網羅し、マスターリーグなる仮想欧州サッカーリーグ+CLも体験できるという素晴らしい充実度で、続編が出てもいつでも新鮮な気持ちでプレーできます。

 さて、長い前置きになりましたが、今回こうして熱く語っているのは、フィーゴさんが触れておりました「ウイイレ対人対戦」についてです。
 八百屋は、実はウイイレで対人で対戦したことがあまりありません。例のshuntako君とあと1人くらいです。ただ、みんなサッカー好きなので結果がどうとか、リアリティーにかけ離れたサッカー対戦にはなりにくいです。フィーゴさんのエントリーにある、ウイイレ全国大会に出ている方々のように、4トップになったり、2バックになったりすることはまずありません。(いや、たまーに前がかりになるときに4トップ気味になることはあるかもしれませんが最初からと言うことは絶対に無いです(^^ゞ)
 
 八百屋的には、ナショナルチームにしても、クラブチームにしても「自分が監督ならこういう風に采配する」と勝手に監督になりきって、ベースを踏襲したりベースからいじったシステムにしたりと、様々やりますが、やはりチームのシンボル的選手にこだわるのか、チームに根付く戦術にこだわるのか、何らかのメッセージ性を込めてCOM相手にもプレーしています(^^ゞ

 八百屋は、プロフィールでも臆面も無く公言していますが、ズデネク・ゼーマンと言う監督が好きです。セリエAでは、ローマやレッチェを率いて"超攻撃的な"4-3-3システムの信奉者です。時には、SBも上がり5トップ気味にもなるような超攻撃サッカーは、見るものを虜にする(と、八百屋は勝手に思いこんでいる)ようなサッカーを展開しますが、その反面、守備は大きな犠牲を伴い、何とも大味なサッカーになってしまう欠点も併せ持ちます。
 ゼーマンを擁護するわけではないですが、実は彼は"全員攻撃・全員守備"のサッカーを標榜しています。両SBは勿論のこと、FWにも場合によっては守備を強要します。しかし、彼の理論をイレブンが体現しようとすると、全員マラソンランナー以上の持久力を必要とするため、そのサッカーが90分間具現化されることはありませんでした。いつも後半バテバテになっています。

 しかし、ウイイレでは、そのサッカーも標榜できます。スタミナの少ない選手を効果的に入れ替えることで、"ゼーマニズム"が浸透したサッカーを八百屋はいつも目指しています。
 もちろん、チームによっては4-3-3に当て込まず考えます。選手の特長を生かしたシステムを第一に考えます。1トップも3トップもありますが、考えることは、攻撃に多くの人数を裂いた場合のカバーリングや、ここを捨ててここだけは死守みたいな、守備陣にも明確な指針を与え、失点を最少限に抑える工夫はしています。ただ、サッカーはやはりゴールしてナンボだと思うので模様眺めのサッカーは絶対やりません。

 さて、そんな中ウイイレ全国大会に出てくるウイイレプレーヤーたちは、ちょっと残念なプレーヤー達が多いようです。NIKEのCMじゃないけど、カントナも嘆きそうなサッカーになっているのでしょうか?
 4トップや2バックと言うのは、ひとつの選択肢ではありますが最初からの戦術じゃないような気がします。カントナは、1-1-9でも良い、なんて笑いながら言っていましたがこれは現代の守備的サッカーを皮肉って極端な例を出しただけで、実際は無いでしょう。
 
 ただゲームは、あくまでデジタル。コンピューターが、0か1の2進法で処理するわけだから、必然的にこうすれば勝ちやすい、こうすれば負けにくい的な"不文律"が出来上がってきます。ウイイレ全国大会のプレーヤーたちはそのような、カントナが言うところの"美しくない"サッカーをしているのでしょう。

 結果だけを求め、勝負にこだわるならそんなサッカーもありかもしれません。

 しかし、得点までのストーリーにこだわったり、選手の特長を活かしたサッカーにこだわったりすれば、必然的にそんなサッカーにはならないはずです。勝負にこだわるのもゲームの楽しみ方のひとつですが、サッカーにこだわるのもゲームの立派な楽しみ方。八百屋は勿論後者です。
 W杯ヨーロッパのリーグ戦を見た後、何かもやもやしておもむろにウイイレやりだしたりすることがあるんですが、それは多分、自分がこうしたかった!!というやり場の無い気持ちをゲームにぶつけているんでしょうね(^^ゞだって八百屋はW杯の日本vsオーストラリア戦で1-3で負けた試合の後、ムカムカして、ウイイレで日本使ってオーストラリアに3-1で勝ちましたから(^_^;)なんか虚しいか(^^ゞ

 ウイイレの楽しみ方は人それぞれだと思いますが、サッカー好きとしては"サッカーを楽しみたい"そして、試合が終わった後は、
「あそこがああなっていれば…」
とか
「このパスがこうなっていれば…」
なんて、将棋の感想戦みたいにお互いのプレーについて感想が言い合えた良い余韻に浸ることが出来たら最高じゃないでしょうか!?
少なくとも勝負にこだわりすぎれば、そういった余韻に浸れるとは思わないですけどね…


何が正しいとか絶対無いですけど、これが八百屋なりのウイイレの楽しみ方です(^^ゞ
(今回も批判多そうだなぁ(^^ゞ)

by 5aday | 2006-07-27 01:22 | Game


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