2006年 04月 29日
サッカー:チェルシー、マンUを破りプレミア2連覇!!(プレミア36節)
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 プレミアを代表する2チームの、優勝がかかった直接対決。
 結果は、チェルシーがマンUに完勝し、2年連続プレミアリーグ制覇を決めた!!
八百屋はチェルシーに対してあまり良い感情は抱いていないが、それにしても今日のチェルシーは、パーフェクトに強かった。2連覇を達成したチェルシーに心から拍手を送りたい。
 それではスタッツを振り返りながら、この試合を検証したい。

○ チェルシー 3 - 0 マンチェスター・ユナイテッド ● at スタンフォード・ブリッジ
チェルシーが2試合を残して、プレミアリーグ制覇(2年連続)

得点者:ギャラス('5) J・コール('61) R・カルヴァーリョ('73)
警告:ツェフ(b) マケレレ(b) ギャラス(b) J・コール(b)
    C・ロナウド(b) ルーニー(b) 
Man of the Match:J・コール
備考 テリー(チェルシー)とルーニー(マンU)が怪我
    ルーニーは重症の恐れ?

チェルシー 4-3-3
GK  1 ペトル・チェフ            7
DF  6 リカルド・カルヴァーリョ    6.5
DF 13 ウィリアム・ガラス       6.5
DF 20 パウロ・フェレイラ        6 
DF 26 ジョン・テリー          6
MF  4 クロード・マケレレ        6
MF  5 ミカエル・エシアン        6 
MF  8 フランク・ランパード       6
FW 10 ジョー・コール           7.5  後半32分out
FW 15 ディディエ・ドログバ        6   後半41分out
FW 16 アルイェン・ロベン         6   後半22分out
MF 7 マニシェ                -    後半41分in
FW 9 エルナン・クレスポ         5.5   後半32分in
FW 11 ダミアン・ダフ           5.5   後半22分in
coach ジョゼ・モウリーニョ       5.5 


  J・コール     ドロクバ     ロッベン


      ランパード      エッシェン


             マケレレ


ギャラス   テリー     P・フェレイラ  R・カルバーリョ


             ツェフ
     


-マンチェスター・ユナイテッド- 4-4-2
GK 19 エドウィン・ファン・デル・サール  5
DF  2 ガリー・ネヴィル          5.5 
DF  5 リオ・ファーディナンド       5.5 
DF 15 ネマニャ・ヴィディッチ       5.5 
DF 27 ミカエル・シルヴェストル      5 
MF  7 クリスティアーノ・ロナウド       5    後半20分
MF 11 ライアン・ギグス            6   後半31分
MF 13 パク・チソン              6 
MF 22 ジョン・オシー            5.5
FW  8 ウェイン・ルーニー          6.5   後半37分
FW  9 ルイ・サハ               5 
DF  3 パトリス・エヴラ             -    後半37分
FW 10 ルート・ファン・ニステルローイ    5    後半20分
MF 23 キーラン・リチャードソン        5    後半31分
coach アレックス・ファーガソン        4


        ルーニー      サハ


    パク・チソン             C・ロナウド


         ギグス       オシェイ


シルベストル ファーディナンド ヴィディッチ G・ネヴィル


          ファン・デル・サール


 プレミア36節。優勝決定戦に好カードが重なる熱い週となった。
 約10億人の視聴者が、とも試算されたチェルシーvsマンU戦。
 チェルシーは引き分け以上で、2年連続の優勝が決定する。
 マンUは、ここ11戦10勝1分と絶好調。チェルシーのホームで優勝は見たくない。
 2チームの意地とプライドがぶつかり合う好ゲームが期待された。

 チェルシーは、ここに来てフォーメーションを4-3-3に戻してきた。トップにドロクバ、ウィングはJ・コールとロッベンがポジションチェンジしながら、端に開いたり、中に切れ込んだりするお得意のパターンだ。チェルシーはベストの布陣。
 マンUは、今シーズン厳しかった。キーンの退団、スコールズの戦線離脱、そしてここにきてニステルの不調。しかし、ファーガソンは若手に経験を積ませて再建を託し、それがここに来て実を結びつつある。事情はアーセナルによく似ている。
 今回もニステルはベンチスタート。ボランチをオシェイとギグス、ウイングハーフは、ロナウドとパク・チソンがポジションチェンジしながらゲームを展開するこれも後半戦のスタンダードだ。マンUの満身創痍の中でのベストな布陣だろう。しかし、ニステルをここでも頑なにベンチスタートさせたファーガソン。確かに不調かもしれないが、はっきり言おう。あなたの罪はことのほか重い。
 両者、気合十分の顔でピッチに現れる。
 この時点で、よもやのワンサイドになるとは誰が思っただろうか…

 試合はいきなり動く。前半4分。チェルシーのコーナーキック。
 ドロクバが素早く反応し頭で合わせる。ゴールに向かっていたこのボールを更にフリーになっていたギャラスが豪快に頭で押し込みチェルシー先制!!あっという間の出来事だった。
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 その後、暫くチェルシーが優位に試合を進めるが、その後だんだんマンUが盛り返す。

 特に1人気を吐いていたルーニー。

 1人でチェルシーDF3人をまとめて交わし、ツェフと1対1になる決定的な場面になったが、残念シュートは大きく枠の左へ。
 その後は、軽くDFを交わすステップを入れるや否や鋭く右足を降りぬき、前のDFの股間を抜く、絶妙なコントロールのシュートを放つが、これはツェフのファインセーブで片手1本で何とか止める。

 前半は1-0での折り返しだったが、この時はまだ余談を許さない状況だった。

 しかし後半は完全にチェルシーがペースを握る。
 後半16分、ツェフのロングキックをドロクバがポストプレー(?)でJ・コールへ。ここでJ・コールが魔法のような個人技で2人背負っていたDFを置き去りにして豪快にシュート!!2点目を叩き込み、事実上ここで勝負を決めた。このご、マンUのプレーが散漫になったことからも明らかだ。
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 J・コールはユニホームを脱いで喜びを爆発。お約束のイエローを頂戴している。

 更に後半32分、交代したばかりのニステルがミスしてボールをスティールされ、そこからチェルシーのカウンターが炸裂。最後はDFをひきつけたJ・コールがフリーのカルバーリョにパス。カルバーリョが落ち着いて3点目をゲット。カルバーリョは、ニステルのボールを奪うとそのまま自らドリブルで駆け上がり、そのままマンU陣内にとどまっていたのだ!!この完全な数的優位の状況から、落ち着いてシュートを決め、カルバーリョは今シーズン初ゴール!!優勝に花を添えた。

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 気になるのはルーニーだ。タックルを受けて転倒した際、右足首に全体重が乗っかるような嫌な倒れ方をし、そのままピッチに倒れこむ。苦渋に満ちたルーニーは、そのまま担架に運ばれてピッチを去ると言うアクシデントが起きてしまった。
 ワールドカップが目前に控えてのあってはならない怪我が起きてしまった。まだ詳しい情報が一切入ってこないが、もし、ルーニーが絶望になった場合…そう考えるだけでも恐ろしい。
 チェルシーの、テリーとランパードが、不安そうにルーニーを見つめる姿がとても印象的だった。
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 怪我といえばテリーも負傷している。こちらは本人がかなり足を痛そうに引きずりながらプレーしていたにもかかわらず、モウリーニョは替えなかった。これもどうなんだろう。もしまた接触プレーで怪我が悪化したらどうするつもりだったのか。
 この辺はモウリーニョに怒りを覚えずにはいられなかった。
  
 しかし、何がともあれチェルシーが完勝し、連覇を達成した。
 詳しくはシーズン終了後にリビューで振り返りたいが、今シーズンは、マンU、アーセナルがチームを立て直せず中位に低迷、期待のリバプールも深刻なゴール欠乏症で勝ち点を伸ばせない中、チェルシーは序盤から大きく勝ち点を上積みし、半ば独走状態を築いた。
 CLでバルセロナに敗れてから調子を落とし、劇的なペースで追い上げるマンUが背後に見え始めたが、4/9の対ウエスト・ハム戦で、マニシェを前半いきなりレッドで退場した10人になってから4点とって逆転した試合から息を吹き返し、今日もマンUを寄せ付けず、文句なしの優勝を決めた。
 八百屋的にはややモウリーニョのウィングの使い方に疑問を禁じえないが、しかしやはりチェルシーは今年も強かったことに異論はないだろう。
 プレミア2連覇は、至上11チーム目の快挙。モウリーニョは監督業(アシスタント時は除く)6年目で4つ目のタイトル獲得である。やり方はどうであれ、実績は文句のつけようがないだろう。

 来期はバラックの加入の噂や、今までの歴代監督がやったような、強い基盤を持ちながらも大幅な選手の入れ替えも噂されるチェルシー。とりあえず、チェルシーがプレミアでは時代を築きつつあることは間違いない。
 改めてチェルシーには心から拍手を送りたい。
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by 5aday | 2006-04-29 23:50 | Euro Football 05-06


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