2006年 08月 10日
サッカー:新生日本代表、初陣は快勝、だけど…
 新生日本代表、トリ・トバをホームに迎えた初陣は、サントスの2得点&無失点で"表面上"は快勝…なんだけど、うーん…(-"-;)

 確かに、準備期間3日間。A3の日程との絡みもあってベストでないメンバー。こんな中で、試合の内容をああだこうだ言うのは違うと思うので、今回は、うだうだ言うのはやめようかなぁ、と思っているんだけど、やっぱりちょっと言わせてください(^^ゞ

■ "小気味いいテンポのパスが良く通ってた"と言う評価があるけど…

 今回のトリ・トバ戦。評価は軒並み高評価が多く、「よく走れていた」とか「ダイレクトのパスが繋がっていた」など、いい点が目立ったような記事が多かったが…
 残念!!
 今回の、トリ・トバは、W杯のチームとは全くの別物。レベルで言えば、アジアカップの1次予選みたいなレベルでしかない程度の出来のチームだった。プレスはかからない、ディフェンスラインの守備意識が低すぎ(引いてはいるが、守ろうとしていない)攻撃に明確な指針がない、このチーム相手なら、パスは繋がって当たり前、無失点が当たり前。むしろ2点で終わっているところが物足りないくらいだ。このサッカーが、同レベル以上の相手では、絶対通用しない。中盤で激しいプレスをかけられれば、たちまち出しどころが無くなり潰されるのが落ちだ。
 まあ、最初に述べたように、準備期間3日間では、如何ともし難いが…


■ 得点は2点 しかも2点ともサントスって…
 
 ある意味、オシムの采配が当たったともいえるサントスの活躍。しかし、4年後も代表に残っているとは言いがたい彼が活躍するだけでは、新生日本代表としては大いに困るはずだ。
 ディフェンスが相当緩かった今回、他の選手が是非得点して今後に勢いをつけてもらいたかったが、田中達也は、レッズの選手に助けられて幾度かチャンスを作るも、我那覇は完全に孤立しており、得点のチャンスは殆ど無かった。
 2点目は素晴らしい得点だったと思うが(何故あそこにサントスがいるのかは今回は不問)、先取点もFKと流れから来る得点ではないので、やはり得点力不足は、今回も気になる持病は治っていなような気配が…せめて、相手を完全に崩したチャンスシーンを構築してもらいたかった。びったり引かれると崩せない"創造性の欠如"も気になる。
 まあこれも、最初に述べたように、準備期間3日間では、如何ともし難いが…


■ 守備の集中がいきなり途切れるのも昔譲り…

 メンバーが変わっても、持病は持ち越しなのか…
 後半は、攻撃意欲すら感じないトリ・トバ相手に何度かピンチを迎えた。これは、体力を消耗した後半30分以降に顕著に現れたが、あのレベルの相手にピンチを迎えるようでは先が思いやられる。集中を切らさず守備をすることは、不用意な失点をしないための鉄則。オーストラリア戦の教訓を4年後には是非活かして欲しい。



…控えめに、と言う気持ちなのにバリバリ書いていますね(^^ゞ
いずれにしても、本当の評価は1年ぐらいしないと下させないと思うので、毎回代表戦を見つつ、オシムが体現したいものは何かを掴み取りたいと思います。

 まあ、4年前の初戦はドローだったわけだから、それを考えれば前進したといっていいのかな?今後をゆっくり見守りたいと思います(^^ゞ
[PR]

# by 5aday | 2006-08-10 21:14 | サッカー日本代表
2006年 08月 09日
F1:HONDA、39年ぶりに頂点へ!!バトンも初優勝!!
f0058896_0283524.jpg

 ついに、ついにHONDAがやってくれましたよぉぉぉ!!(号泣)

HONDA単体で39年ぶり

エンジン・サプライヤー時代から数えれば14年ぶり

祝!!優勝!!!!おめでとう!!!!
PAN!( ^-^)∠※.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★ バトン初優勝おまけ付


 いやあ、祝杯あげました、1人ですけど(^^ゞ
 リプレイ見ながら、焼酎飲んで酔いちくれました(*^_^*)
 F1見るとき、絶対お酒は飲まないんですが、流石にビデオだし、めでたいしいいかぁ、と思って飲みました!!
 美味しかったし、嬉しかったよぉおぉぉぉ。

 HONDAの方には謝らなければなりません。
 今年は(優勝してほしいと願っていた気持ちを)あきらめます的な発言、本当にごめんなさいm(__)m
 諦めちゃあいかんですね。諦めたらそこで全てが終わる。
 諦めなかったからこそ、HONDAは優勝できた!!そう思ってやみません。

 それでは、バトン+HONDA中心のレースリビュー、行って見よおぉ~(^o^)丿



f0058896_0382486.jpg
 
 予選は4位のタイムながら、エンジン交換でグリッドは14位だったんですね。
 最初はこんな中を掻き分けながら走っていました。
f0058896_040969.jpg

 しかし、3周目にはクルサードをパスして8位ポイント圏内に。
f0058896_04114.jpg

 7周目には、ミハエルを交わして4位につけます!!アロンソがいて目立ちませんでしたが、実は結構凄い走りだったんです!!
f0058896_0441288.jpg

 そして、例のクラッシュでSCが入り2位まで上昇。SCが抜けた後、1位アロンソとのタイムは9秒あったはずなんですが…
f0058896_0442564.jpg

 44周目にはその差も0.8秒に!!すさまじい追い上げ!!
f0058896_045793.jpg

 47周目に、給油のみのピットイン。
f0058896_0453424.jpg

 しかしその後もファステストを連発。恐らくアロンソがコース上に残っていたとしても、バトンが優勝していたでしょう。それほど、今回のHONDAは速かった。
f0058896_0463870.jpg

 55周目にはドライタイヤに替えるためだけにピットインするも首位は明け渡さず、
f0058896_047875.jpg

 70周目には2位40秒の大差をつけました!!エンジン・トラブルだけは本当に心配で心配でたまりませんでしたが…
f0058896_0493258.jpg

 ついにファイナル・ラップ!!凛々しい"Don't Walk."
f0058896_0502551.jpg

 最終コーナーでは、喜びを押さえきれず早くもガッツポーズ!!
f0058896_0505545.jpg

 そして、栄光のトップチェッカー!!バトンやHONDAのクルーには様々な思いが去来したことでしょう!!
f0058896_0513543.jpg

 喜びを爆発させるクルー。
f0058896_0541671.jpg

 感涙に咽ぶクルー。
f0058896_0544386.jpg

 パレードラップをバトンはどんな思いで、走らせていたのでしょうか?
f0058896_0552670.jpg

 車を降りて、まずはニック・フライ代表のところへ!!
 そうか…ニック・フライなんだ…(# ̄З ̄) ブツブツ
f0058896_0562675.jpg

 こんなバトンの顔、見たこと無いです。最近暗かったもんなぁ…
f0058896_057223.jpg

 イングランド国旗も揺れる中、いよいよポディウムの中央へ。
f0058896_058795.jpg

 お父さんのジョン・バトンも見つめる中…
f0058896_0584695.jpg

 ポディウムの中央へ!!コンストラクター1位の国歌は勿論"君が代"!! 
f0058896_10053.jpg

 本田技研工業の福井社長も楯を授与され、本当に嬉しそう!!この後、バトンは福井社長とがっちり握手!!
f0058896_1144.jpg

 そしてついにシャンパンファイト!!
f0058896_112781.jpg

 皆から、シャンパンかけられまくり!!
f0058896_115329.jpg

 トップスリーも、本当に新鮮な顔ぶれでした。
f0058896_122041.jpg

 プレカンでも終始笑顔のバトン。当然ですね!!


 第13戦ハンガリーGPは、HONDA、そしてバトンの優勝。バリチェロは4位入賞で、HONDAの"1-4"で幕を閉じました。
 優勝は優勝。この事実に、けちはつけられません。しかもSCに助けられた展開ではありましたが、決して棚ぼた勝利ではなかったと思います。ただ、じゃあ100%実力かといえば…層ではない部分もあったと思います。
 やはり、今回はウェットだったことが大きかったと思います。
 戦前、HONDAはMIのロングランでは不安定であることが、グランプリウイーク中ずっと指摘されていました。しかし、本番はウェットセッションになったことで、その弱点が帳消しになり、文字通り"水を得た魚"になっていました。
 次は、是非ドライコンディションで、フェラーリ・ルノーを打ち負かしてほしい。
 今年はちょっと無理かもしれない。でも、できれば今年、無理なら来期以降。必ずコンストラクターズチャンピオン争いが出来る車を仕上げてほしい。八百屋はそう願わずにはいられません。
 でも今日は、ああだこうだ言うのは野暮ですね!!
 HONDA、39年ぶりの優勝本当におめでとうございます。
 現場のスタッフの方も、研究所のスタッフの方も、本当にお疲れ様でしたm(__)m

 
[PR]

# by 5aday | 2006-08-09 01:11 | 2006 GP Final
2006年 08月 08日
F1:第13戦ハンガリーGP決勝 ミハエル、ギャンブルに敗れる…
f0058896_22435130.jpg

決勝結果 . .
順位 No. ドライバー チーム トータルタイム 周回 平均速度 (km/h) 最高位
1 12 J.バトン Honda 1:52'20.941 70 163.773 1
2 4 P.デ・ラ・ロサ マクラーレン・メルセデス 1:52'51.778 70 163.027 2
3 16 N.ハイドフェルド ザウバーBMW 1:53'04.763 70 162.715 2
4 11 R.バリチェッロ Honda 1:53'06.146 70 162.682 2
5 14 D.クルサード RBRフェラーリ 1:52'42.055 69 160.929 5
6 7 R.シューマッハ トヨタ 1:53'05.344 69 160.377 6
7 6 F.マッサ フェラーリ 1:53'24.702 69 159.921 7
8 5 M.シューマッハ フェラーリ 1:49'09.799 67 161.328 2
9 18 T.モンテイロ MF1トヨタ 1:53'15.391 67 155.498 10
10 19 C.アルバース MF1トヨタ 1:53'19.136 67 155.412 11
11 21 S.スピード STRコスワース 1:53'32.755 66 152.786 10
12 8 J.トゥルーリ トヨタ 1:47'35.019 65 158.811 9
13 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda 1:52'23.674 65 152.013 13
1 F.アロンソ ルノー メカニカル 51 158.951 1
3 K.ライッコネン マクラーレン・メルセデス アクシデント 25 161.418 1
20 V.リウッツィ STRコスワース アクシデント 25 152.849 12
10 N.ロズベルグ ウィリアムズ・コスワース 電気系 19 153.146 14
2 G.フィジケラ ルノー スピンオフ 18 159.660 4
15 C.クリエン RBRフェラーリ スピンオフ 6 149.340 16
9 M.ウェーバー ウィリアムズ・コスワース アクシデント 1 129.350 17
23 山本左近 SUPER AGURI Honda エンジン 0 0.000 -

■ クビカは車両重量規定違反で、7位リザルト抹消。ミハエル以下が順位繰上げのため、ミハエルが8位で1ポイント獲得

DRIVERS CHAMPIONSHIP STANDINGS
--01 F.アロンソ(ルノー) 100                      
--02 M.シューマッハ(フェラーリ) 90                      
--03 F.マッサ(フェラーリ) 52
--04 G.フィジケラ(ルノー) 49
--05 K.ライコネン(マクラーレン・メルセデス) 49                
↑06 J.バトン(Honda) 31
↓07 J-P.モントーヤ(マクラーレン・メルセデス) 26                      
--08 R.バリチェッロ(Honda) 24                      
↑09 N.ハイドフェルド(ザウバーBMW) 19                      
↑10 D.クルサード(RBRフェラーリ) 14
↓11 R.シューマッハ(トヨタ) 13
↑12 P.デ・ラ・ロサ(マクラーレン・メルセデス) 10
↓13 J.トゥルーリ(トヨタ) 10
↓14 J.ビルヌーブ(ザウバーBMW) 7                      
↓15 M.ウェーバー(ウィリアムズ・コスワース) 6                      
↓16 N.ロズベルグ(ウィリアムズ・コスワース) 4                      
--17 C.クリエン(RBRフェラーリ) 2                      
--18 V.リウッツィ(トーロ・ロッソ・コスワース) 1

CONSTRUCTORS CHAMPIONSHIP STANDINGS
--01 RENAULT 149
--02 FERRARI 142
--03 McLAREN 85
--04 HONDA 52
--05 TOYOTA 26
--06 BMW SAUBER 20
--07 RED BULL 16
--08 WILLIAMS 10
--09 TORO ROSSO 1

結果についてはF1-Live.comを参照


(注:文中のタイヤの表記について、スタンダードウェット=インターミディエイト、ヘビーウェット=ウェットのタイヤを指します。ご了承ください。)
 決勝が行われる1時間ほど前に、激しい雨に見舞われたハンガロリンクは、今年初のウェットコンディションでのスタート。ウェットレースが宣言されたが、決勝前に雨は上がったので、SC先導によるローリングスタートは見送られた。
 タイヤは、バリチェロがウェット以外、全車インターミディエイトをチョイス。バリチェロのタイムに注目が集まった。

スタート。
f0058896_2258318.jpg

 激しいウォータースクリーンを巻き上げていく中、ライコネンは好スタート。後続は、ポジションの出入りが激しい。その中で、ミハエルは、スタートでジャンプアップに成功。11位スタートだったが1周する前に、マッサまで交わして4位辺りまで一気に上げてきた。
f0058896_2312450.jpg

 しかし、更に圧巻だったのはアロンソ!!15位スタートからスタートで5台交わして、その後も色々なコーナーでオーバーテイクショーを展開。重タン+ウェットコンディションで、トラクションにも好影響を与え、コーナーの出口で一気に差を縮めて抜きまくるシーンを展開。
f0058896_2331887.jpg

 1周目の最終コーナーで、マッサのインに車体をねじ込み、
f0058896_234364.jpg

 2周目にはフィジコを抜き去り5位。
f0058896_2342680.jpg

 3周目にはミハエルの背後に迫り、
f0058896_235678.jpg

 4周目には、抵抗するミハエルを子ども扱いして4位まで奪還。恐るべき速さで、順位を4位まで上げてきた。
 残念ながら、コース上の水量の多い状態では、MIのインターミディエイトの方が速いようだ。ウェットに強いミハエルが、驚異的なマシンコントロールで5位にとどめる中、マッサはスピンを繰り返してタイヤを痛めて更に順位を落とし、ウェバーはスピンで早々にリタイア。トヨタ勢は、中位に埋もれて国際映像になかなか映らない。レース序盤は、MI勢の独壇場だった。
f0058896_23105284.jpg

 さて、唯一ウェットでスタートしたバリチェロ。最初の1-2周はライコネンに迫る走りを見せたが、水量が減っていくと一気にパフォーマンスが落ちて5周目にデ・ラ・ロサにパスされる。これで、マクラーレンは1-2体勢。
f0058896_23123356.jpg

 6周目には我慢できずに、インターミディエイトへ。バリチェロも順位を落とす。
f0058896_23202567.jpg

 ミハエルはペースが上がらず、8周目から延々フィジコに追い回されるがそこはウェットに強いミハエル。マシンのハンデを腕でカバー。5位を死守する。
f0058896_2322295.jpg

 そんな後続のドタバタを他所に、ライコネンは独走。アロンソとの事実上の首位争いに。
f0058896_23225234.jpg

 アロンソはついにデ・ラ・ロサの背後に迫り2位を窺う。
f0058896_23234712.jpg

 この辺りから、また雨が降り始め、乾きつつあり徐々に良くなり始めたBS勢はまたしてもタイムががくんと落ち、フィジコと再びやりあいに。ミハエルは、必至にフィジコを抑える。しかし、最終コーナーでインにねじ込まれ、ホームストレートへ。
 ストレートではフェラーリエンジンが伸び、インにフィジコ、アウトにミハエルが併走するような形で1コーナーへ。インサイドを死守したフィジコは、若干ラインが苦しく、アウトに膨らむ。そこにクロスラインでインに差し込もうとしたミハエルだが…
f0058896_23272998.jpg

クロスラインをとろうとしたときに、インの縁石に乗り上げて滑ってしまい、フイジコと接触!!フロントウィングを破損してピットへ。8位まで転落する。
f0058896_2329767.jpg

 マクラーレン勢が、揃ってピットに入った関係で、15位スタートのアロンソが、混乱の間隙を突きつつも、大胆且つ繊細な走りでついにトップへ!!こんな展開を一体誰が予想しただろうか!!アロンソは、ファステストラップを連発しながら後続に差をつけにかかる。
f0058896_23303139.jpg
 
 チームプレーが大事なフイジコ、コースアウトしてリタイア。コンストラクターズ争いでも、マッサが沈んでいただけに、また差をつけるチャンスだったのに勿体無い…
f0058896_23312778.jpg
 
 快調に飛ばすアロンソと、降雨でタイムの上がらないBS勢。ついにはアロンソがミハエルをラップする。ミハエル、多少抵抗を見せるも、あまりこれが長く続くようだとペナルティーの対象になるので大人しく道を譲る。この後アロンソがピットに入った後…ついにハンガリーGPの本当のドラマの幕が切って落とされた!!
f0058896_2335451.jpg
 
 27周目。周回遅れのリウッツィとライコネンが接触!!パーツがいたるところに散乱!!
f0058896_23363633.jpg

当然SCが入る。この間に、各車バタバタとピットインする中、序盤にピットインしていたHONDAのバトンはステイアウトし、2位にジャンプアップ!!
 そして、アロンソのSC直前のピットのおかけで、周回遅れから同一ラップに戻り、SCの介入で大きなギャップが帳消しに!!ミハエルはツキがあった。
f0058896_23374271.jpg

31周目、SCアウト。1位アロンソと、2位バトンの間には、5-6台のバックマーカーが存在し、バトンがバックマーカーを処理する間に、アロンソが大きく差を広げるだろうと誰もが予想した。
f0058896_2339570.jpg

 実際、バトンの目の前がクリアになる34周目までの間に、アロンソはバトンに9秒のギャップを築く。
f0058896_23395138.jpg

 ところが、その2周後。アロンソとバトンのギャップは5秒へ…バトンの猛追が始まる!!
f0058896_23404531.jpg

 SCがアウトした辺りからレコードラインが乾き始めた!!
 ここにチャンピオン争いの主役ミハエルが、乾き始めた路面を味方にオーバーテイクショーを始める。まずはクルサード。
f0058896_23422157.jpg

 更にハイドフェルド。もりもり順位を回復して4位に。更にファステストを叩きながら上位に迫る。
f0058896_2345406.jpg
    
 47周目、ミハエルは給油のみピットへ。もう少しガソリン搭載量が多ければ、また違った展開になっていたと思われるが…
f0058896_2349628.jpg

 そして、更にドラマは続く。
 52周目、アロンソピットイン。タイヤはドライにチェンジ。
f0058896_23495485.jpg

 ピットアウトして、コースインした1コーナーでアロンソふらつく。この段階では、スリックタイヤでコースインしたため、少し足元をすくわれただけだろうと誰もが思ったと思うが…
f0058896_23523953.jpg

 嗚呼…チャンピオン争いにつきものの、"ナット外れ"…
 91年、故A・セナとタイトルを争うナイジェル・マンセルを思い出してしまった…
 あの時は、ピットの所定外の場所で作業してマシンを送り出してしまったため、失格だったっけか…呪われし、チャンピオン争いとナット外れ…恐るべし
f0058896_23553892.jpg

 アロンソ、右リアの安定性を欠いたマシンで2コーナーを直進しクラッシュ!!今季初リタイア!!優勝に一番近かった男が、まさかの形でレースを終えた。チームのミスなのか、それとも右リアに何らかのトラブルがあったのか?いずれにしろ、アロンソはノー・ポイント。残るは優勝争いと、ミハエルが"何点取るか"に注目が集まった。
f0058896_061379.jpg

 そのミハエルはタイヤを替えないギャンブルに出た!!インターミディエイトのまま、2位を死守する作戦に出たのだ!!意地でも8ポイント稼いで、アロンソとの差を「3」まで縮めるつもりだ!!俄然盛り上がりを見せるレース終盤。
f0058896_0626100.jpg

 しかし、急速に乾いてきたコース上。スリックのデ・ラ・ロサが1周2秒以上速いタイムでミハエルに迫る!!
f0058896_071864.jpg

 63周目にはデ・ラ・ロサがミハエルの背後に!!3周ほど抵抗するも…
f0058896_075975.jpg

 66周目にパスされ、さらに間髪いれず今度はハイドフェルドが背後へ…
f0058896_093324.jpg

 68周目、ハイドフェルドにパスされる。この時、右フロントが接触して、ミハエルの車は操舵不能へ…ミハエルもまさかのリタイア!!アロンソとのポイント差を縮める絶好の機会を失った。
f0058896_0114275.jpg

 なんてこったい…
 ピットクルーも頭を抱える。


 結局レースは、HONDAのバトンが初優勝!!
 HONDAも第3期参戦では初優勝。エンジンサプライヤー時代からは14年ぶり、オールインワンのHONDA時代からは実に39年ぶりの優勝となった!!


 ミハエルは、アロンソとのポイントを縮める最大のチャンスを逸した。
 これについては、賛否両論あると思う。
 しかし、ひとつだけ言えるのは

ミハエルは、ワールドチャンピオンのタイトルを熱望している

 と、言う事だろう。
 クレバーに考えれば、ドライタイヤを替えるなり、インターミディエイトでコースにとどまっても他車と接触するようなドライビングは避けるなどの対処はあったはずだ。現在のF1においては、チームはそのようなドライビングをドライバーに要求する。
 しかし、ミハエルは違った。7度のワールドチャンピオンになった男が、8点のために大博打に出たのだ。結果は最悪だったが、真のレーサーの選択だったと八百屋は思っている。こんなドライビングが見たくて、我々はF1を見ているんだとつくづく思った。

 大人しく走って5点取るより、賭けで8点を手に入れる…

賛否両論あると思うが、このような勝負を見せてくれたミハエルに八百屋は感謝したい。
クビカの失格で、順位が繰り上がり1ポイントを獲得したミハエルは、これでアロンソとの差を10に縮めた。
残り5戦、どのようなバトルが見られるのか!?
新旧王者対決は、まだまだ終わらない!!





HONDAファンのくせに、殆どHONDAのこと書いてないじゃないかって?
フフフ(・-・*)
HONDAのことは、別エントリーにたっぷり載せています(*^_^*) 
[PR]

# by 5aday | 2006-08-08 23:55 | 2006 GP Final