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2006年 07月 30日
無所属:家に居ながら世界旅行!?
■ 廃人でもわかるグーグル・アース(外部リンク)

 こんなものをブログで紹介するのはまずいかと思いましたが、面白かったのでご紹介までに。
詳細はよくわからないんですが、衛星写真で、全世界のありとあらゆる場所の上空写真を見ることが出来ます。
ちなみに日本の、九州の、福岡県の、福岡市まで載せてみます。

まず九州。
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そして福岡県。
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そして福岡市。
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 もちろんこれ以上の縮尺も可能で、東西南北、好きなように動かせるしそれが全世界くまなく見れます。映像状態がよければ多分自分の家まではっきり見えます。自分の家も職場も八百屋は確認しました。
 こんなソフトが一般で手に入れられるんだから恐ろしい世の中です。

 そりゃあ、北朝鮮の動きも手に取るようにわかるんだろうなぁ…
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by 5aday | 2006-07-30 12:19 | 無所属
2006年 07月 30日
F1:第12戦ドイツGP予選 ライコネン、今季初P.P.獲得!!
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P. No ドライバー チーム - エンジン タイヤ タイム 平均速度/Gaps
1. 3 K.ライコネン マクラーレンメルセデス M 1'14"070 222.309 Km/h
2. 5 M.シューマッハ フェラーリ B 1'14"205 221.904 Km/h
3. 6 F.マッサ フェラーリ B 1'14"569 220.821 Km/h
4. 12 J.バトン Honda M 1'14"862 219.957 Km/h
5. 2 G.フィジケラ ルノー M 1'14"894 219.863 Km/h
6. 11 R.バリチェロ Honda M 1'14"934 219.745 Km/h
7. 1 F.アロンソ ルノー M 1'15"282 218.730 Km/h
8. 7 R.シューマッハ トヨタ B 1'15"923 216.883 Km/h
9. 4 P.デ・ラ・ロサ マクラーレンメルセデス M 1'15"936 216.846 Km/h
10. 14 D.クルサード レッドブルフェラーリ M 1'16"326 215.738 Km/h
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11. 9 M.ウェバー ウィリアムズコスワース B 1'15"094 219.277 Km/h
12. 15 C.クリエン レッドブルフェラーリ M 1'15"141 219.140 Km/h
13. 8 J.トゥルーリ トヨタ B 1'15"150 219.114 Km/h
14. 17 J.ビルヌーブ BMWザウバー M 1'15"329 218.593 Km/h
15. 10 N.ロズベルグ ウィリアムズコスワース B 1'15"380 218.445 Km/h
16. 16 N.ハイドフェルド BMWザウバー M 1'15"397 218.396 Km/h
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17. 20 V.リウッツィ トロ・ロッソコスワース M 1'16"399 215.532 Km/h
18. 19 C.アルバース ミッドランドトヨタ B 1'17"093 213.591 Km/h
19. 22 佐藤琢磨 SAF1 Honda B 1'17"185 213.337 Km/h
20. 18 T.モンテイロ ミッドランドトヨタ B 1'17"836 211.552 Km/h
21. 41 F.モンタニー SAF1 Honda B 1'20"444 204.694 Km/h
22. 21 S.スピード トロ・ロッソコスワース M 0'00"000

■ トゥルーリは、エンジン交換のため10グリッド降格が決定
結果と1部エントリー中の写真については、F1-live.comを参照


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 FP3残り2分で、SuperAguriの山本左近が最終コーナーでクラッシュし、SA06A4号車をクラッシュ。スペアカーはSA05しか持ち込んでいないため、山本のSA06Aでの予選は次戦以降に持ち越しとなった。尚最終コーナーでのクラッシュとなったため、ダブルイエローでの減速指示が出てしまい、パフォーマンスラップに入っていたドライバーは軒並みスローダウン。FP3のリザルトはイマイチ当てにならないものとなってしまい、予選の結果に俄然注目が集まった。

 気温29度、路面温度45度。週末幾分涼しくなったホッケンハイムの予選。
 目くるめくタイムバトルの応酬が、スタートを切る!!

■ Qualify 1
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 トーロ・ロッソのスピードが1コーナーで膨らんでバランスを崩してクラッシュ。Q1は10分4秒を残して赤旗中断に。しかし何事も問題なく過ぎ去り、Q1再開。
 バトン、残り5分でまたしても抜き打ち重量検査に呼ばれるが、ルールの変更もあり今回はQ1でのノックアウトは無かった。
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 SA06Aでの予選に臨む琢磨。我々としては、夢のQ2進出を願わずに入られない。一時、セクター2で16位のタイムにコンマ1まで迫るシーンが映し出され、大興奮(o ̄ー ̄o)残念ながら突破には至らなかったが、モンテイロは喰っての19位。しかもデビューしたてで、しかもトルコGPにはフロント周りをアップデートしたSA06Bが登場するので、今シーズン中kた進出も夢じゃないと思う。頑張れ!!琢磨!!頑張れ!!SuperAguri!!
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「It was OK!!」
 いつに無く国際映像に映し出される、SuperAguriのピット。亜久里代表も抜かれていたし、何よりSA05で走っていた左近も映り、琢磨に至ってはアタックラップの約半分が生で放映されるなど、ドイツのテレビもにくい演出!!くうーっ、いいねぇ(*^_^*)その調子でどんどん映っちゃってください。(でも、朝日ソーラーとアデランスのロゴは気になるなぁ(^^ゞ)


■ Qualify 2

 目くるめく、トップタイム応酬の始まり。
 BMWとウィリアムズとレッドブルが、最初にタイムを出しに行くが15秒頭がいっぱいいっぱい。この中で、唯一14秒9を叩いたクルサードがQ3に残り、トラブルのトゥルーリがQ2でノックダウンする。
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 アロンソはタイムが上がらない。マスダンパーの影響なのか?走りに精彩を欠いている。
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 そんな中、バトンが14秒3でトップタイムをマーク。ヘレステストでもトップに立ったHONDA勢がここではようやく一発のタイムでは前に戻ってきた。やはりGP300戦目、無様な姿は見せられない!!
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 ライコネン、細かいミスが少しあったが14秒5で2番手!!この細かいミスが、Q3の布石となる。
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 そして真打登場!!ミハエルが堂々のトップタイム。何と1分13秒7!!無茶苦茶速い!!マッサも2番手で、Q2はフェラーリ1-2に。誰もが、ホッケンハイムでもフェラーリが1-2になるだろうと予感した…が…
   

■ Qualify 3
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 開始前1分以上あるのに、先頭で開始を待つフェラーリ。エンジンのクーリングは大丈夫なんだろうか…
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ラ:「…熱いのやだから、俺はゆっくり行く…」
 
 実際、ライコネンはバーンアウトラップは1人遅れてピットアウト。しかもターゲットタイムを他車よりコンマ5速く駆け抜けていた。燃料をより消費するためだろうか?マクラーレンの戦略はここから始まっていた。
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 デ・ラ・ロサが有り得ない向きで止まっている。まだ予選だと言うのに何があったというのか?
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 何と、デ・ラ・ロサはラルフと接触。デ・ラ・ロサはタイヤをパンク。ラルフは左フロントのアップライト付近を傷めてスロー走行。クルーが意地で修復してラルフをコースに送り届けるが、やはり万全な状態でのアタックは出来なかった…

 そして、Q3のプチ波乱は、バーンアウトラップ後のピットストップで起こった。
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 またしても、アロンソの出て行く前に被せるミハエル。これに、アロンソがキレた!!どうやら集中を欠いてしまったらしく、その後のラップも出ない。予選後、アロンソはスチュワードにミハエルのことを講義しに行っている。同様に、モンテイロもクルサードを抗議した模様だ。
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 最初に動いたライコネンが、残り5分で驚異的なタイム、1分14秒0を叩く!!Q2でミスしたといえこのタイムは驚異的。燃料が軽いのだろうか?3ストップも視野に入れているのだろうか?しかしこれでフェラーリ勢とそれほど積んでいる量が変わらないなら驚異的だ。マクラーレンも、ヘレスのテストでトップタイムをマークしていた。HONDAといいヘレスで好調だったチームはいい流れでホッケンハイムに来ている様だ。
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 ミハエル2番手、マッサ3番手。ライコネンがいなければ堂々の1-2だった。この予定外のマクラーレンの躍進にミハエルも困惑気味!?
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 アロンソは最後までタイムが出なかった。ミハエルとのいざこざで冷静さを失っていたのもあるかも知れないが、やはり車の仕上がりが今一歩。フェラーリを実力でねじ伏せれるだけの力は無い。ここは、重めに積んで3位狙いに作戦を絞り込んでいるかもしれない。
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ロス:「ルノー積んでるな、明日はどういう作戦で行こうか?」
クルー:「あの…そんなに近づかなくていいんじゃないでしょうか?人目もありますし…」
ロス:「ここまで近づかんと、肉声が聞こえんだろう?ん?」
クルー:「いや…インカムと言った便利なものもありますし…そんなに近づかなくても…」
ロス:「明日の作戦だけどなぁ、ここはやっぱり…」

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「…今回は行くぞ…」



 さて、結果を見れば、ライコネンが今季派初のP.P.!!
 フェラーリは2-3で、バトン、フィジコ、バリチェロを挟んでアロンソ7番手。アロンソにとってはとても辛いポジションに。ただ、HONDAとフィジコがアロンソより積んでいる可能性はほぼゼロなので、アロンソとしては前が開けてもコースにとどまれてタイムアップできるなら、この3台は抜けることになる。そうすれば4番手。後はライコネンがレースペースでどれだけの力を発揮できるか注目だ。うまくやれば、アロンソを表彰台から追い出して、ミハエルとの差が5ポイント以上縮まることだったありうるかもしれない!!そう考えればとても楽しみである。

 決勝は本日日本時間21時から!!ライコネンの快走に期待したい!! 

 
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by 5aday | 2006-07-30 11:10 | 2006 GP Qualify
2006年 07月 29日
F1:第12戦ドイツGP フリー走行2回目
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P. No ドライバー チーム - エンジン タイヤ タイム 平均速度/Gaps
1. 38 R.クビカ BMWザウバー M 1'16"225 216.024 Km/h
2. 5 M.シューマッハ フェラーリ B 1'16"502 + 0'00"277
3. 37 R.ドーンボス レッドブルフェラーリ M 1'16"549 + 0'00"324
4. 3 K.ライコネン マクラーレンメルセデス M 1'17"040 + 0'00"815
5. 6 F.マッサ フェラーリ B 1'17"205 + 0'00"980
6. 36 A.デビッドソン Honda M 1'17"294 + 0'01"069
7. 9 M.ウェバー ウィリアムズコスワース B 1'17"344 + 0'01"119
8. 4 P.デ・ラ・ロサ マクラーレンメルセデス M 1'17"516 + 0'01"291
9. 11 R.バリチェロ Honda M 1'17"519 + 0'01"294
10. 12 J.バトン Honda M 1'17"542 + 0'01"317
11. 2 G.フィジケラ ルノー M 1'17"672 + 0'01"447
12. 8 J.トゥルーリ トヨタ B 1'17"844 + 0'01"619
13. 7 R.シューマッハ トヨタ B 1'17"895 + 0'01"670
14. 39 M.ビンケルホック ミッドランドトヨタ B 1'17"962 + 0'01"737
15. 1 F.アロンソ ルノー M 1'18"082 + 0'01"857
16. 35 A.ブルツ ウィリアムズコスワース B 1'18"164 + 0'01"939
17. 15 C.クリエン レッドブルフェラーリ M 1'18"223 + 0'01"998
18. 20 V.リウッツィ トロ・ロッソコスワース M 1'18"366 + 0'02"141
19. 40 N.ヤニ トロ・ロッソコスワース M 1'18"460 + 0'02"235
20. 14 D.クルサード レッドブルフェラーリ M 1'18"616 + 0'02"391
21. 16 N.ハイドフェルド BMWザウバー M 1'18"636 + 0'02"411
22. 19 C.アルバース ミッドランドトヨタ B 1'18"643 + 0'02"418
23. 18 T.モンテイロ ミッドランドトヨタ B 1'18"991 + 0'02"766
24. 17 J.ビルヌーブ BMWザウバー M 1'19"113 + 0'02"888
25. 21 S.スピード トロ・ロッソコスワース M 1'19"232 + 0'03"007
26. 22 佐藤琢磨 SAF1 Honda B 1'19"365 + 0'03"140

写真と結果については、F1-Live.comより引用


 フランスGPから、今回のドイツGPまでの2週間の間に、また様々な出来事があったのでこの2週間の動きを追いかけてから、FP2の順位を確認してみたいと思います。
(エントリー中の外部リンクは全てF1-Live.comより)

■ FIA、"マスダンパー"禁止令を発令
 技術的な話をするとものすごく長くなるので割愛しますが、簡単に言えばダンパーにバラストみたいなものを取り付けることで、マシンの振動を抑え挙動を安定させてラップタイムを稼ぐ、新型のダンパーの使用禁止をFIAが通達。これにより、開発の先駆者でラップ当たり、コンマ2~3秒の恩恵を受けていたと推測されるルノーは、大ピンチに!!例年、トップを独走するチームはこのように上からの"いじめ"にあいますが、どうやらルノーも例年の伝統を受け継いでしまったようで…見てるものにとっては楽しくなりそうな気配ですが、やはりこの"基準"が毎度のごとく曖昧です。フレキシブル・ウイングは良いの?


■ FIA、"ツインタワー"を使用禁止
 続いて、一度は合法と判断されたはずの、BMWザウバーのツインタワーこと垂直ウィングも使用禁止のお達しが…フェラーリ、ウィリアムズが具体的にこのウイングの導入を検討し始めたということで、"あんなブサイクなウイングが横行したら困る"とでもFIAが思ったかどうかは分かりませんが、とにかく1戦限りでお蔵入りとなってしまいました…


■ トヨタとウィリアムズ、エンジン供給で合意
 ようやく発表されました。3年契約で両チーム同一スペック使用の合意だそうで、前に自身のブログでも触れましたが、シャーシなどの各方面での技術提携も含まれているそうです。来期は、ウィリアムズ・レクサス(トヨタ)と本家トヨタの両チームの躍進が見られる「かも」知れないです(^^ゞ 


■ トゥルーリ、トヨタと契約更新!
 その立場がかなり危ういと噂されていたトゥルーリが、2009年までのトヨタとの契約延長に合意。トゥルーリは多分引退までトヨタで走る公算が高くなったんじゃないでしょうか。
 非常に多くのドライバーが虎視眈々と、トヨタのシートを狙っていただけに、トゥルーリとしてはホッとしただろう、他のドライバーにしては悔しい決定だったでしょう。トゥルーリもこれでレースに集中できると思いますし、ポテンシャルの上がってきたトヨタにますます期待が持てそうです。


■ スチュワード、ルノーのダンパーは合法 
 ホッケンハイムの金曜日当日に、スチュワードはマスダンパーの合意性を主張。驚くべき展開にパドックは大混乱です。果たして、ルノーはマスダンパーを使用したマシンでレースを戦うのでしょうか?そもそも、マスダンパーをグランプリウイーク中に"付け替え"することは可能なんでしょうか?そして、FIAとレース・スチュワードのどちらの言い分が正しいのか、ジャッジに注目が集まります。


 さて、その他にも細かいニュースはたくさんありましたが、とりあえずドイツGPのFP2の結果を見てみましょう!!
 ツインタワーウイングがなくとも、クビカがトップタイム。素晴らしいです。地元ドイツでBMWも取り敢えずは面目が保たれたのではないでしょうか?2位に、3タテを狙うミハエルがつけています。
 さて、マス・ダンパーも禁止され弱り目に祟り目のルノーは不調。フィジケラ11位、アロンソは15位に沈みます。
 期待のSuperAguriのニューマシンSA06Aは、琢磨が最下位の26位、左近はノータイムで終わっています。
 もっともこのFP2。ウェットコンディションでスタートし、ドライに回復したのは残り時間10分少々のとき。本格的な実力を測れるセッションではなかったようです。

 明日のFP3でチームがどのような位置にいるのかが大枠分かってくると思います。SuperAguriのSA06Aも気になるところですね。あすの予選は気張ってみないといけませんね(^^ゞ
 FP3は明日の日本時間18時から、予選は21時からでっす!!
 ルノーのマズ・ダンパーはどうなるのでしょうか???
 
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by 5aday | 2006-07-29 00:18 | 2006 GP Practice
2006年 07月 27日
サッカー:「セリエA不正疑惑」上訴の結果、次々と処分軽減…
■ ユーベ2部降格変わらず 伊サッカーの上訴審判決 … 共同通信

■ <セリエA>ユベントス、上告の方針 不正疑惑事件で … 毎日新聞

■ 来シーズンのセリエAの顔ぶれ … スポーツナビ

■ セリエA、Bは開幕延期も サッカー不正疑惑の今後の動き … スポーツナビ

■ イタリア不正問題 ミラン、フィオレンティーナらの処分を軽減 … ISM


結局、こうなっちゃうのねぇ…はあぁぁぁε-(ーдー)

 と、言った感じで、全チームが上訴の結果、処分が軽微された。いやされてしまった。
 間違いなく甘い判決になるであろうと言う予見がそのまま現実のものとなってしまい、呆れてものも言えない。結局、イタリア当局も、事の重大さが解っていないのだろうか。
 軽微されたので、改めて処分の内容を追ってみよう。

-ユベントス-
セリエB降格は変わらず。勝ち点はマイナス30から17スタートに軽減。もちろん、CLの出場権は剥奪のまま。

-ACミラン-
勝ち点マイナス15からマイナス8スタートに軽減。昨季分の勝点剥奪は44から30に軽減され、CL予備予選3回戦から出場可能に(昨季結局3位扱い)。3試合のホームゲームを中立地開催とし、罰金12万ユーロ(約1800万円)。

-フィオレンティーナ-
当初のセリエB降格からセリエA残留へ。勝ち点マイナス19からスタートで、3試合のホームゲームを中立地開催とし、罰金12万ユーロ(約1800万円)。

-ラツィオ-
当初のセリエB降格からセリエA残留へ。勝ち点マイナス11からスタートで、2試合のホームゲームを中立地開催とし、罰金12万ユーロ(約1800万円)。



…(-"-;)甘すぎる。助かったと見る向きも無くもないが、やはり不正は不正。厳しく裁いて欲しかった。しかも、ユベントスはこれでも不服として上告するとか…もやは自分らがどのような過ちを犯したのか解っていないとしか言いようがない。
 つくづく残念でならないし、これでこのような不正が2度と起きなければいいのだが…上告しているようでは先が思いやられる。
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by 5aday | 2006-07-27 01:35 | Euro Football 05-06
2006年 07月 27日
Game:ウイニングイレブンと八百屋
 "Game"のカテゴリーを初めて立ち上げます(^^ゞ
 と、言うのもFigoさんRougeさんのブログのエントリーに触発されまして…(^^ゞ
これは書かねばなるまい、と言う気持ちになり、モリモリと書いておりまっす(^^ゞ


 八百屋とウイイレの出会いは1997年くらいだったと思います。当時初代プレステのソフトで、ウイニングイレブン3を初めて触ったと記憶しております。
 サッカーにハマり始めた八百屋が、当時大学時代の親友のshuntako君に教えてもらい、その日初めてやらせてもらったら、その夜にはソフトを購入していました(^^ゞ

 サルのように徹夜してやってましたねぇ...( = =) トオイメ

 何せ実在に近いネーミングで選手が登場し、ユニフォームも当時ナショナルチームしかなかったけど配色はそのまんまだったから、もう入り込まないわけが無い。ゲームの完成度も非常に高く、以降このシリーズは全てプレーしました。
 今や、日本のサカゲーの金字塔を打ち立てており、続編が出れば絶対に好セールスが約束されるほどの、モンスターコンテンツになりました。そりゃあ10まで出るわな(^^ゞ

 回を重ねるごとにリアルになり、今や欧州のクラブチームの多くも網羅し、マスターリーグなる仮想欧州サッカーリーグ+CLも体験できるという素晴らしい充実度で、続編が出てもいつでも新鮮な気持ちでプレーできます。

 さて、長い前置きになりましたが、今回こうして熱く語っているのは、フィーゴさんが触れておりました「ウイイレ対人対戦」についてです。
 八百屋は、実はウイイレで対人で対戦したことがあまりありません。例のshuntako君とあと1人くらいです。ただ、みんなサッカー好きなので結果がどうとか、リアリティーにかけ離れたサッカー対戦にはなりにくいです。フィーゴさんのエントリーにある、ウイイレ全国大会に出ている方々のように、4トップになったり、2バックになったりすることはまずありません。(いや、たまーに前がかりになるときに4トップ気味になることはあるかもしれませんが最初からと言うことは絶対に無いです(^^ゞ)
 
 八百屋的には、ナショナルチームにしても、クラブチームにしても「自分が監督ならこういう風に采配する」と勝手に監督になりきって、ベースを踏襲したりベースからいじったシステムにしたりと、様々やりますが、やはりチームのシンボル的選手にこだわるのか、チームに根付く戦術にこだわるのか、何らかのメッセージ性を込めてCOM相手にもプレーしています(^^ゞ

 八百屋は、プロフィールでも臆面も無く公言していますが、ズデネク・ゼーマンと言う監督が好きです。セリエAでは、ローマやレッチェを率いて"超攻撃的な"4-3-3システムの信奉者です。時には、SBも上がり5トップ気味にもなるような超攻撃サッカーは、見るものを虜にする(と、八百屋は勝手に思いこんでいる)ようなサッカーを展開しますが、その反面、守備は大きな犠牲を伴い、何とも大味なサッカーになってしまう欠点も併せ持ちます。
 ゼーマンを擁護するわけではないですが、実は彼は"全員攻撃・全員守備"のサッカーを標榜しています。両SBは勿論のこと、FWにも場合によっては守備を強要します。しかし、彼の理論をイレブンが体現しようとすると、全員マラソンランナー以上の持久力を必要とするため、そのサッカーが90分間具現化されることはありませんでした。いつも後半バテバテになっています。

 しかし、ウイイレでは、そのサッカーも標榜できます。スタミナの少ない選手を効果的に入れ替えることで、"ゼーマニズム"が浸透したサッカーを八百屋はいつも目指しています。
 もちろん、チームによっては4-3-3に当て込まず考えます。選手の特長を生かしたシステムを第一に考えます。1トップも3トップもありますが、考えることは、攻撃に多くの人数を裂いた場合のカバーリングや、ここを捨ててここだけは死守みたいな、守備陣にも明確な指針を与え、失点を最少限に抑える工夫はしています。ただ、サッカーはやはりゴールしてナンボだと思うので模様眺めのサッカーは絶対やりません。

 さて、そんな中ウイイレ全国大会に出てくるウイイレプレーヤーたちは、ちょっと残念なプレーヤー達が多いようです。NIKEのCMじゃないけど、カントナも嘆きそうなサッカーになっているのでしょうか?
 4トップや2バックと言うのは、ひとつの選択肢ではありますが最初からの戦術じゃないような気がします。カントナは、1-1-9でも良い、なんて笑いながら言っていましたがこれは現代の守備的サッカーを皮肉って極端な例を出しただけで、実際は無いでしょう。
 
 ただゲームは、あくまでデジタル。コンピューターが、0か1の2進法で処理するわけだから、必然的にこうすれば勝ちやすい、こうすれば負けにくい的な"不文律"が出来上がってきます。ウイイレ全国大会のプレーヤーたちはそのような、カントナが言うところの"美しくない"サッカーをしているのでしょう。

 結果だけを求め、勝負にこだわるならそんなサッカーもありかもしれません。

 しかし、得点までのストーリーにこだわったり、選手の特長を活かしたサッカーにこだわったりすれば、必然的にそんなサッカーにはならないはずです。勝負にこだわるのもゲームの楽しみ方のひとつですが、サッカーにこだわるのもゲームの立派な楽しみ方。八百屋は勿論後者です。
 W杯ヨーロッパのリーグ戦を見た後、何かもやもやしておもむろにウイイレやりだしたりすることがあるんですが、それは多分、自分がこうしたかった!!というやり場の無い気持ちをゲームにぶつけているんでしょうね(^^ゞだって八百屋はW杯の日本vsオーストラリア戦で1-3で負けた試合の後、ムカムカして、ウイイレで日本使ってオーストラリアに3-1で勝ちましたから(^_^;)なんか虚しいか(^^ゞ

 ウイイレの楽しみ方は人それぞれだと思いますが、サッカー好きとしては"サッカーを楽しみたい"そして、試合が終わった後は、
「あそこがああなっていれば…」
とか
「このパスがこうなっていれば…」
なんて、将棋の感想戦みたいにお互いのプレーについて感想が言い合えた良い余韻に浸ることが出来たら最高じゃないでしょうか!?
少なくとも勝負にこだわりすぎれば、そういった余韻に浸れるとは思わないですけどね…


何が正しいとか絶対無いですけど、これが八百屋なりのウイイレの楽しみ方です(^^ゞ
(今回も批判多そうだなぁ(^^ゞ)
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by 5aday | 2006-07-27 01:22 | Game
2006年 07月 26日
F1:鈴鹿開催20周年プロジェクト参加!!
f0058896_23584356.jpg 鈴鹿が今年でF1カレンダーから消えるかもしれないというエントリーは以前にもお伝えしたとおりですが、そんな中、鈴鹿でのF1開催20周年記念プロジェクトが立ち上がったことを、kimi--F1さんのブログのエントリーで知り、八百屋も参加することにしました(^^ゞ

詳しくは、F1観戦塾さんのサイトをご覧になってみてください。

みんなで鈴鹿を盛り上げようっ!!(←決勝当日お前は仕事だろっ!!と言う突っ込みはナシの方向でお願いします(^^ゞ)
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by 5aday | 2006-07-26 23:59 | 2006 other issue
2006年 07月 25日
食品スーパー裏話:天候不順が野菜や果物に与える影響
 「八百屋」のブログなんで、たまには野菜や果物に関する真面目な話をしようかなーと思います(^^ゞ

 今年は、春先以降「天候不順」が密かに農業界(←そんな業界あるのか?)では問題になっていました。まずは、春先から5月いっぱいまで「日照不足」。その後、入梅後全国各地で集中豪雨。太平洋高気圧の張り出しが今年も強く、台風が来そうになったりして、梅雨前線を刺激し、全国的に大雨が記録されています。もう、とっくに梅雨明けしてもいいはずなのにまだ梅雨明けせず。このブログを書いている次の日ぐらいから、漸く九州では天候が夏らしくなりそうですが、全国的にはまだまだのようです…
 
 さて、今年の天候不順の中に具体的なキーワードが2つありました。
「日照不足」「集中豪雨(大雨)」です。この二つが、野菜や果物にどのような影響が出るのかちょっと説明してみたいと思います。


■ 「日照不足」になるとどうなるか?

【野菜:花がつかなくなり、生り物の生育不良が起こる】
 花が咲いて実を結ぶ野菜、例えばきゅうり・なす・とまと等、これを我々は「果菜類」と呼んでいるんですが、果菜類の生育不良がおきます。具体的には、花の付きが悪くなるので結果実も実りづらくなり、収穫量が減って、野菜の相場が上がります。全体の影響が及ぶような深刻な問題ではありませんが、日照不足は特に果菜類に大きなダメージを与え、また全体の成長速度が鈍る傾向を生み出します。

【果物:甘みが低くなります】
 日光は、果物の甘み(われわれはこれを「糖度」と呼んでいます)に重要な役割をもたらします。日光を沢山浴びれば糖度もあがりますが、曇天が続くと必然的に糖度が下がり、食味がよくなく、結果売れなくなります。安くてまずい果物が横行している場合、多くがこのサイクルに陥っています。


■ 「集中豪雨(大雨)」になるとどうなるか?

【野菜:収穫が出来なくなり、また多くの野菜が畑で腐ります】 
 まず大雨になると、農家の方が収穫できません。大雨が降ると、農場も一気に危険地帯になります。ぬかるんだりするので傷つけずに収穫しなければならない集中作業も出来ません。
 そして、怖いのは豪雨の後の晴天。特に夏場。水分をタップリ含んだ野菜は、その後の炎天下にさらされようものなら一気に腐ります。特にレタス・きゃべつ等の葉茎菜類はテキメンに腐ります。よくレタスやきゃべつの葉をむしっていたらいきなり腐っていたというシチュエーションの殆どは、雨をかんだ葉っぱがそのまま生育して腐ったパターンです。

【果物:果実の玉が肥大化し、甘みが低くなります】
 果実は、雨にさらされると、地下茎から雨水をぐんぐん吸い上げて、肥大化します。われわれはよく「玉伸びする」なんて言い方をします。この季節なら、すいかや桃や梨、みーんな玉伸びして大玉化します。「大きくなるならいい事じゃん」と思われがちですが、何せ水分を含んで大玉化するので水っぽくなり食味は良くないです。曇天時よりさらに糖度が下がります。特にすいかはこの影響を受けやすく、甘くない西瓜が続出します。長野のすいかは毎年甘いことで有名なんですが、今年は初荷からあまり高い値がつきません。長野も豪雨で相当被害が出ているらしいので、ひょっとすると西瓜の食味にも影響がでいる可能性が極めて高いでしょう。


さて、長々と説明して、結論は何がいいたかいと言うと、

野菜は相場が高騰!!
果物は今年は食味が期待できない


と言うことになりそうです。もう、野菜は相当に高騰していて庶民が気軽に買える値段から大きく外れてきています。九州ではトマトだけ安定しているみたいでトマトは安いです。
でも、このように安定している野菜もいずれ釣られて上がるでしょう。現に今まで安値推移の、玉ねぎやジャガイモもこの高騰を受けて、関係ないはずなのにじわじわ上がってきています。
果物は味に期待が持ちにくい状況になっています。スーパーさんによっては果物の糖度を公開しているスーパーもあるので、その糖度を参考に買いまわるのも手です。果物は美味しくてナンボ、価格は2の次と言う信念の八百屋なので、頑張っておいしい品物を仕入れようと最近は努力しています。

この傾向は、お盆当たりまで続きそうです。暫くは、野菜が「高級食材」になりそう。上手に、冷凍野菜やカット野菜(←これらはどれだけ相場が上がろうと価格は一定、但し物が調達できなければ生産中止になる可能性はあるけど…)を買って相場高騰を凌いでください(^^ゞ
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by 5aday | 2006-07-25 23:55 | 食品スーパー裏話
2006年 07月 24日
サッカー:W杯2006振り返り企画#2:何故ブラジルはベスト8で敗退したのか?
「ブラジルは1000馬力のエンジンを持っていたのに、それがうまく動かなかった。」
-フランツ・ベッケンバウアー ドイツサッカー協会会長-



 今回予選からほぼ順当に勝ちあがってきた強国だが、ベスト8で優勝候補3カ国が一気に消える波乱があった。その中には、今回取り上げる南米の雄、アルゼンチンとブラジルも含まれている。ブラジルは、戦前から「カルテット・マジコ」が話題沸騰。またバルサのロナウヂーニョの活躍もあり、「今大会はロナウヂーニョの大会になる」と予想を立てる評論家も少なくなかった。
 アルゼンチンも、ベテランを軽視するペケルマンの召集振りに批判が高まったが、いざ大会が始まってみると、セルビア・モンテネグロに6-0で大勝する等、実績を作り否定派を黙らせ、大会中に一躍優勝候補の筆頭に躍り出た。
 この彼らがなぜベスト8と、早すぎる敗退を強いられることになったのか。
 今回は、セレソンに絞って、その理由をいくつかの側面から検証していきたい。

■ ブラジル敗退の理由
1.パレイラ監督の采配
2.エヂミウソンの怪我による離脱
◎八百屋のこれだけは言わせて!!…ロナウヂーニョのパフォーマンスが敗退の理由にはならない

1.パレイラ監督の采配
 今大会、リアリストで名を馳せるパレイラは、采配に大きな過ちを犯した。ベスト8フランス戦の、カルテット・マジコを崩した3センターハーフはその最たる例だが、それ以外にも複数の過ちを犯している。それを少し検証したい。

● RSBをカフーにこだわり続けたツケ
 ブラジルのアンタッチャッブルと言われた両サイドバック、カフーとロベルト・カルロス。この両者は明らかに衰えが顕著で、パフォーマンスも良くなく、後進を積極的に再拝すべきだった。
 特にRSBのカフーは、病み上がりと言うことで動きも鈍く、かつてのような90分を通しての、タッチラインのアップダウンする動きはなりを潜めた。グループリーグ第3戦の対日本戦では、カフーに変わりシシーニョが先発したが、どちらがインパクトを残せたかは、誰が見ても明らかだった。それを知っていながら目をつぶり続けたパレイラは、ベスト8でそのツケを一気に払わされることになる。

● ロナウドとアドリアーノ共存に無理あり
 今大会、どちらも絶不調のコンディションで臨んだこの二人。しかし大方の予想に反してロナウドは3ゴール、アドリアーノ1ゴールと、大会当初の出来を考えれば点を取ったと言えば取ったかも知れない。しかし、世間の期待は、02大会の「3R」の華々しさを更にしのぐサッカーでの、豪華陣営による得点の競演だっただろう。パレイラはメディアの質問に「なぜ、ブラジルは華麗なサッカーを宿命付けられているのか!?」と、憤慨していたが残念ながら全世界がセレソンに期待するサッカーとは、おおむるパレイラが嘆いている内容のサッカーだろう。
 さて、話は少し古い話題に遡るが、コンフェデ05大会。この大会でブラジルはアルゼンチンを下し優勝を手にしている。この時も、4-2-2-2のシステムをパレイラは披露しているがこの時の2トップは、アドリアーノとロビーニョの2トップだった。ロビーニョは、どちらかと言うと、運動量豊富に、パスを受けたりスペースを突いたりする、オフザボールの動きに優れた選手でもあり、ボールを持てばドリブルで局面を打開する能力も有している。ともすれば、相手DFはロビーニョに複数のマークをつける必要が出てくることになり、結果アドリアーノのマークがうすくなることがあった。ここでアドリアーノは活躍できたのだ。
 ところが今大会、ゴール前でガチガチに張るロナウドとアドリアーノは、敵に完全にマークされ、カカやロナウヂーニョはパスの出しどころに完全に窮した。カカやロナウヂーニョが輝きを放てなかったのは、詳しくは後述するが、彼らのコンディションが優れなかったからではなく、彼らがクラブチームとは全く異なる役回りに徹しなければならなかったということである。オフザボールの動きに乏しい、ロナウドとアドリアーノのコンビで、セレソンは全くと言っていいほどクリエイティブなサッカーが出来なかった。それでも、あれだけオーバーウエイトとメディアから酷評されたロナウドも一瞬のすきを逃さず3ゴールをあげたのは流石であったが、しかしそれが今大会の攻撃陣の限界だった。アドリアーノとロナウドの共存は終盤のパワープレーのときのみ。先発はロビーニョ+ロナウドかアドリアーノが、カルテットマジコを完全に活かすことの出来る布陣だったと、八百屋は思っている。

● ベスト8で用いた「3センターハーフ」起用の本質
 パレイラは、これまでメディアの質問に対し、W杯ではカルテット・マジコを必ず起用し続けると言明して来た。それに対し、八百屋は警鐘を鳴らしていたがその反面、彼がセレソンの活路は圧倒的な攻撃サッカーにある、と言うリアリズムから来る結論がカルテット・マジコであったのなら是非それを貫いて欲しかった。得てして、グループリーグ。マックと言っていいほど機能しなかったカルテット・マジコを使い続けて何とか形だけでも3連勝を手に入れて決勝ラウンドに進んだパレイラ率いるセレソン。ロビーニョやシシーニョ等、決勝トーナメントでのジョーカーをグループリーグで探し当てていたにもかかわらず、彼はそれらのカードを有効活用できずに、ベスト8で姿を消した。
 ベスト8のフランス戦。セレソン同様、グループリーグで酷評され続け、ベスト16で攻撃サッカーを見せつけ旋風を巻き起こしつつあったスペインを3-1の逆転で破ったフランスに恐れをなしたパレイラは、あっさりカルテット・マジコを放棄。3センターハーフの4-3-1-2(後日ビデオを見たら4-3-2-1に見えなくも無い)スイッチしたところで、セレソンの敗退は8割決まってしまった。
 特に1トップにロナウドをすえる暴挙に出て、攻撃の形は全く作れず。後半ロビーニョを入れてヨウや行くリズムをつかむも時既に遅し。攻撃サッカーは、結局結実することなくベスト8で消えていった。
 まず、ロナウドに1トップをやらせること自体、無理があった。ポストプレーに優れているわけでもなく、またオフザボールの動きに乏しい今のロナウド。彼が1トップをやって、機能するチームなど存在しない。ロナウヂーニョもますますボールの出しどころが無く混乱、敢え無くフランスの守備網に潰されていった。
 確かに3センターハーフは、南米予選でもしばしば見られた形で、守備重視のシステムの時には、これが用いられていた。しかし、パレイラはあまりに浅はかだった。フランスに守備的布陣で挑もうとしたこと自体が大きな間違いだったのだ。彼らも守備重視のシステム。同じ理論で組すれば間違いなく得意分野のフランスに軍配が上がる。セレソンは、どれだけカウンターの危険にさらされようと攻め続けるしか活路は見出せなかったはずだ。あの招集メンバーを見ても、守ろうと思えばもっと守れる選手を選ぶべきだ。リアリズムの裏打ちのカルテット・マジコかと思ったパレイラの采配は、実はメディアやブラジル国民のプレッシャーから逃げる為の苦肉の策でしかなかったことが、この試合で判明。信念を持たないパレイラは、ベスト8で敗れるべくして敗れたのだ。
 指揮官が最後まで自分の信念に自身が持てなかったカルテット・マジコ。もしパレイラが、腹をくくってカルテット・マジコを起用し続ければ、セレソンはもっと違った結果になっていたか知れない。


「何故、ブラジルだけが魅力的なサッカーをしなければならないのだ?記録には魅力的かどうかは残らない。トロフィーを勝ち取ったチームだけが記録に残るのだ」
-カルロス・アルベルト・パレイラ ブラジル代表監督(先日監督を辞任)-


2.エヂミウソンの怪我による離脱
 パレイラにとっては、一番痛かったのでは、ロナウドやアドリアーノのコンディション不良や、采配の方法ではなく、このエヂミウソンの離脱だったかもしれない。

● Wボランチのファーストチョイスは、エメルソンとエヂミウソンだった!?
 実は、パレイラはWボランチは、エメルソンとエヂミウソンで行くつもりだったのではないか。八百屋は今でもそう信じて疑わない。
 バルサで大きな成長を遂げたエヂミウソンは、センターバックもボランチも出来るマルチロール性を持っている。多くの専門誌が、ゼ・ロベルトをボランチのファーストチョイスだと取り上げていたが、ボランチが本職でなくしかも守備能力は凡庸の域でしかないゼ・ロベルトにパレイラが満足していたはずが無い。その理由は、W杯94アメリカ大会。このワールドスタンダードともなったWボランチシステムの基礎を作り上げたパレイラが掲げるWボランチは、マウロ・シウバやドゥンガのような、守備力の高く、ショートパスの制度がきわめて高い、フィルター+繋ぎの役割を求めているはず。しばしドリブルで攻め上がり、守備をお留守にするゼ・ロベルトは、攻撃的タレントが揃わない南米予選ではチョイスできるメンバーでも、攻撃陣がずらり揃う本大会では、遅くスーパーサブの扱いでしか考えていなかったはずだ。
 実際、W杯前のキャンプで、エヂミウソンはパレイラにつきっきりで指導を受けていたと言うエピソードがある。彼のボランチ+CBが出来るマルチロール性を十二分に活かした、3バックとWボランチの戦況においての併用を、彼に説いていたはずだ。つまりは、両サイドバックが攻めあがった場合、最終ラインは、2枚のCB+エヂミウソンの3バック+エメルソンの1ボランチでしっかり守り、4バックが戻ってきているときは、4バック+Wボランチでしっかり守る、カルテット・マジコを100%攻撃に充てる為の、守備網の構築ヲパレイラはやっていたはずだ。
 そして、その動きを実践で確認し、体で覚えてもらう為、怪我していたエヂミウソンを無理やりテストマッチで起用してしまい、怪我か更に悪化。エヂミウソンはW杯を断念せざるを得ず、無念の会見でも人目をはばからず涙していた。彼の涙は、パレイラの期待に応える事が出来なくなった無念の涙だったのではないか…八百屋は今でもそう思っている。

● ゼ・ロベルトが攻守のバランスを壊す
 ゼ・ロベルトは、今大会、不調のセレソンの中で気を吐いていた、と評する専門家は少なくない。ヤフーのベストイレブンと言う企画があっていたので何気に眺めていたら、ゼ・ロベルトをベストイレブンに押す方は少なくなかった。
 しかし、八百屋に言わせれば、ゼ・ロベルトはロベルト・カルロスやロナウヂーニョの特徴をかき消した張本人であり、守備のバランスをも崩したマイナス要素の多いプレーヤーだったと評価する。
 まず、ゼ・ロベルトは、繰り返すようだがボランチが本職ではない。主戦場は左サイドハーフ。代表にはいつもロベルト・カルロスの存在があり、いつも日の目を浴びることが少ないセレソンの苦労人だった。
 しかし、ボランチのポジションを与えられると、不思議とフィットしたように見えた。サイドハーフで鳴らした攻め上がりと、もともと運動量が豊富だったこともあって、ピッチの随所に顔を出したゼ・ロベルトは以降、ボランチのポジションで起用されることが多くなる。しかし、これは、3センターハーフと言う、3ボランチにも似たシステムで初めて可能な動きで、セレソンのWボランチにおいては、1も2にも守備専従がその役目であるはずだった。
 ところが、攻めあがりこそ我が心情のゼ・ロベルトは暫し守備をエメルソンに押し付けて攻め上がる時間帯が多かった。また、エメルソンも今大会コンディション不良だった為、守備の負担はことのほか大きく、何度無くセレソンの守備は緊急事態に陥った。
 また、左ボランチを勤めていた、ゼ・ロベルトはロナウヂーニョやロベルト・カルロスとの連携が重要な役割だった。しかし、ゼ・ロベルトはロベ・カルの攻め上がりを悉く無視し、パスを出さないばかりか、自分が攻めあがることでロベ・カルを自身の守備へと追いやってしまったのだ。この、ロベ・カルのパスを出さないプレースタイルは後に、ロベ・カルに左サイドのレギュラーを奪われ続けていた鬱憤を晴らした、と言う報道が出てしまうほど徹底して存在を無視。これにはロベ・カルも怒り心頭。公式の場でのコメントは無かったが、非公式ではとても言えない様な辛らつな批判があったと伝え聞く。
 そして、ロベ・カルの効果的な攻め上がりがゼ・ロベルトによって封じられて一番困ったのはロナウヂーニョだった。
 今大会、FWのオフザボールの動きが乏しかったのは前述したが、パスの出しどころに窮していたロナウヂーニョに、その活路を与えてくれる役割をロベルト・カルロスは持っていた。しかし、攻め上がりを自粛せざるを得なくなったため、ロナウヂーニョが期待していたロベ・カルの攻め上がりは無く、ロベ・カルが攻めあがっていても、その時のボール保持者はゼ・ロベルト、何ともバツの悪い状況が今大会随所に見られた。
 彼がセレソンでない代表チームであれば、許されるプレースタイルだったかもしれないが、ここはセレソン。彼のプレースタイルはセレソンに悪影響を与えたことは間違いない。八百屋は彼の2得点よりも、ロベルト・カルロスやロナウヂーニョの魅力を半減させた彼のスタンドプレーを批判したい気持ちの方が強い。


◎八百屋のこれだけは言わせて!!…ロナウヂーニョのパフォーマンスが敗退の理由にはならない
 今大会、多くのメディアがロナウヂーニョのパフォーマンスが、セレソンのベスト8敗退の理由として挙げていた。一部では、期待はずれだったワールドクラスのプレイヤーの中に、ロナウヂーニョに1票を投じたジャーナリストは、結構多いかもしれない。
 しかし、ここまで読んでいただけた方は、何を言おうとしているかもうお気づきだと思うが、ロナウヂーニョのパフォーマンスが、セレソンのベスト8での敗退には何ら関係ないし、ロナウヂーニョのコンディションが不調だった言うわけでも決して無い。何が言いたいかとすれば、ロナウヂーニョのバルサでの役割とセレソンでの役割はあまりにも違いすぎたと言うことだ。
 バルサでは、センターバックの2人を除く全選手が、オフザボールの動きに優れている。FWでは、エトー、ジュリ、メッシー、ラーション、MFでは、デコ、シャビ、イニエスタ、ファン・ボンメル、SBでは、ジオ、フレッヂ…みんなオフザボールの動きに優れている。
 彼らが流動的に動くことで、相手DFがマークに苦しみ、ロナウヂーニョに張り付くマークが少なくなると彼自身が突破を試みる…バルサでは実に役割分担が明確で、且つ攻撃のスタイルやシステムが全員に浸透しており、ロナウヂーニョも彼の手段を十二分に発揮できるベースが整っていた。
 ところが、セレソンではどうか。彼はあくまで左のOMFの1員でしかない。つまり、攻撃の組み立てが主であって、自分が生きるようなプレースタイルを求められているわけではない。どらかと言えば、パサーとしての役割が求められている。
 しかし、パサーと言えど、パスの受け手が動かないFWだと、困惑してしまうのは当たり前だ。ここには、エトーもメッシーもジュリもラーションもいない。いるのはペナルティーエリアに張り付く、ロナウドとアドリアーノだけ。唯一の望みのロベルト・カルロスも守備に追われ、効果的な攻め上がりが望めなかった今大会、ロナウヂーニョの活躍を望むほうが無理だった。
 ロナウヂーニョは確かに凄い選手であることは間違いない。しかし、彼が100%のパフォーマンスを発揮できるのも、戦術をよく理解しているバルサの面々がいるからであって、ロナウヂーニヨがどこのクラブに行ってもあのような活躍ができるかと言えばそうともいえないと思うし、今回のセレソンがはからずしもそれを証明してくれたと思う。
 ロナウヂーニョは偉大な選手だが、絶対ではない。残念ながらマラドーナのように1人で全ての戦況を変えてしまうような力はまだ彼には宿っていない。それを勘違いしたメディアが彼を酷評していたがそれは大きな間違いだ。
 ブラジルに帰国後、彼は国民に謝ったという。責任感の強いロナウヂーニョらしいエピソードだがそれは違う。サッカーは11人でするもの。セレソンと言えどその事実に変わりは無い。
 その事を分かっていながら効果的に策が打て無かったパレイラが、ベスト8で消えてしまったのは、ある意味必然だったのかもしれないと、妙に納得してしまった八百屋だった。
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by 5aday | 2006-07-24 23:10 | FIFA Worldcup 2006
2006年 07月 23日
サッカー:W杯2006振り返り企画#1:アジア代表に足りなかったもの
(あらかじめお断り:今回のオーストラリア代表はAFCに加入していますが、便宜上アジア代表からは外させていただきますことをご了承下さい)

「今回ジーコはどんなサッカーをしたかったんだ?」

-クロアチア戦終了後、あるドイツ人プレスが、日本人プレスに問いかけた言葉-


【アジア勢惨敗と縮まるアジア枠】
 今大会のアジア代表枠は4.5。0.5枠はアジア予選の5位チームと、北中米カリブ海4位のチームとのプレーオフで、実際はバーレーンとトリニダードトバゴがhomeアンドawayで戦い、トリ・トバが逆転でW杯初出場を決めた経緯がある。
 今大会のアジア代表は、日本・韓国・イラン・サウジアラビアと極めて順当な4カ国となった。前回の日韓共催に出場した中国は、5位にも滑れず予選敗退。中国としてはまだまだアジアでも中位のレベルでしか無い現実をまざまざと見せ付けられた結果となった。
 しかし今回のアジア勢は結果を見ても「惨敗」と言う言葉しか出てこないほど、ぐうの音も出ない結果に終わった。
 韓国を除く3カ国は、2敗1分で勝ち点1。勝利ゼロで総得点2と言う寂しさ。サウジアラビアと日本は7失点も喫している。
 善戦した韓国も1勝1敗1分で勝ち点4。得点は3失点は4に終わっている。
 一番サッカーの内容も充実していた韓国ですら勝ち点で4で決勝トーナメント行きを逃したのである。他の3国に関しては「何をかいわんや」である。
 アジアでは韓国だけが世界への可能性を感じさせるサッカーを展開していた。準優勝国のフランスの失点3のうちの1点は韓国が奪ったものである。そのフランスと引き分けた韓国もグループリーグで敗退するのだから、世界の壁は相当厚いといわざるを得ない。日韓共催のホスト国がベスト16にコマを進めたのは、残念ながら地元の利を活かせたから、とか、フロックだと言われても言い返せない現実が待っていた。
 このアジア勢の惨敗で、おそらくアジア勢の出場枠は「4」に縮まる可能性が極めて高い。1部では、オーストラリアのAFC加入で4.5~5枠を確保できるのでは…という甘い憶測も流れているが、日韓共催時に3位に駆け上がったトルコや、ユーロ04の勝者ギリシャがW杯の舞台に出てこれない欧州の事情を鑑みれば
そちらに枠を振る方がはるかに高レベルなゲームを期待できると言う結論になってしまっても、仕方の無い状況。AFCは本気でレベルの底上げを考える必要があるだろう。


【日本を除く3カ国に足りなかったもの】
○ 韓国 … 取れるところで点数を取るしたたかさと層の厚さ
 アジア勢で善戦した韓国の欠点を指摘するのはいささか気がひけるが、それでも何が足りなかったかといえば1戦目のトーゴ戦。イエローで10人になったトーゴにあと1~2点取るようなしたたかさが無かったのが苦戦した最大の理由だった。2戦を終わった段階で勝ち点4ながら2位の韓国が、実は勝ちあがりの条件が一番厳しかったのは、全ては初戦で得点を稼げなかった「得失点差」にある。このため、韓国は最終戦のスイス戦に攻撃的に望まざるを得ず、結果的にスイスに足を払われた格好となり敗退した。
 また、02大会から主力がそれほど変わっておらず、またレギュラーと控えの差が大きかったのも敗退した理由に上げられる。サッカーは11人でプレーするゲーム。パク・チソンがいるだけでは勝てないのである。アドフォカート監督が、長期アウェー戦の日程を組み、勝負の為の精神力や現状の問題点を徹底的に洗い出したことで、最後の1年で戦力が飛躍的に向上したが、層を厚くするには至らなかった。
 しかし、体力はアジア4カ国の中で間違いなく1番あったし、90分を通じてよく動けていた。世代交代を間違いなく押し進めれば、韓国は今後も期待が持てるだろう。

△ イラン … 体力とバランス。そして政治力というプレッシャーに打ち勝つ「マンパワー」。
 イラン代表は、こと攻撃力には大きな可能性を見せ付けた。それもそのはず。ブンデスリーガに所属する攻撃的なタレント4名、カリミ・ハシェミアン・マハダビキア・ザンディを擁しているだけ有り、攻撃に関しては緒戦であのメキシコを圧倒していた時間帯があった。また、若手も順調に伸びておりベテランと若手のバランスの取れた好チームになっていたのも見逃せない事実だ。
 しかし、メキシコ戦・アンゴラ戦ともに後半はスタミナ切れに伴う失速。これはアジア予選から見せていた体力的なウィークポイントを修正していなかったツケが回ってきた格好となった。
 また、ブンデスリーガ4人衆+ダエイという攻撃的タレントを全員同時にピッチに立たせてしまうとやはり守備力の不安は隠し切れず、緒戦のメキシコに後半立て続けに2失点したのも、スタミナ切れと守備の不安を突かれた結果であった。
 それに、アンタッチャブル的存在のダエイの処遇。これもイランに暗い影を落とした。
 どのナショナルチームにも、アンタッチャブル的な存在の選手の采配に四苦八苦する監督が多いが、ダエイの扱いにイヴァンコビッチ監督も苦労した事だろう。戦力的には外して当然の能力だったが、彼のこれまでの実績やイランの世論がそれを許さなかった。結局所詮、ダエイはほとんど何もしない「お荷物」のままピッチに棒立ち。ダエイが他の選手に代わっていれば、前半イランはリードで折り返せていたかもしれない。
 ダエイはおそらく今大会で代表を引退すると思われるが、やはりこのようなベテランを状況に応じては、切り捨てる決断力も監督の能力には必要な部分だと思われる。

× サウジアラビア … 監督だけではどうにも出来ない「宗教上の戒律」の壁
 サウジアラビアは、トヨタカップにアジア代表として出場した"アル・イテハド"を擁する国である。アジアレベルとして、サウジアラビアは依然高いレベルにあるのは間違いない。しかし、この国が世界レベルに出るとどうにもピリッとしない。前回の02大会では、緒戦のドイツに6失点を喫し大敗。アジアの恥とまで言われるほど、サウジアラビアのパフォーマンスはお粗末だった。
 彼らのサッカーは、堅守+カウンターである。身体能力の高さを活かした、フィジカルの強さと俊足を武器にしたサッカーは、アジアレベルでは強力な武器になりうる。他の強国はまずこのフィジカル部分で大きく劣っており、これがサウジアラビアがアジアではまだそこそこの強さを示せている最大の理由だろう。
 しかし、この堅守+カウンターには、絶大な決定力を持つFWを擁さないと、戦術としては成り立たない。ウクライナのシェフチェンコのような特筆すべきFWがいなければ、世界レベルでは通用しないのだ。
 残念ながら、サウジアラビアにはこのようなFWがいなかった。グループリーグ最終節、スペイン戦。スペインがわざと引いて守るというシチュエーションの中、サウジアラビアはスペインに怒涛のシュートを浴びせるも1本も決まることはなかった。拙攻、と言えばそれまでだが、やはり決定力のなさが響いた試合だった。
 しかし、彼らが選手の底上げを図るのに「大きな壁」が存在する。それは、宗教上の戒律から他国でのプレーができないのである。これは、それまでアジア最強と言われていたサウジが、それほど目立たなくなった最大の理由だ。他のライバル国は軒並み欧州に選手を送り込んでおり、世界レベルを経験している選手が増えてきた。その中で、彼らは同国内でサッカーを磨かなければならない。これは、非常に大きなハンデになる。
 残念な話だが、サウジが今後も大きく伸びる可能性は少ないだろう。もっとも、ずば抜けたタレントが数名同時にピッチに現れれば話は別だが、現状の制度ではズバ抜けた才能も、群集に埋もれたままになる可能性も高い。つくづくもったいない国である。


「日本の選手には、すべてを任せるにはまだ未熟すぎる」
-フィリップ・トルシエ 元日本代表監督-



【日本に足りなかったもの】
 今更、日本代表やジーコを批判しても仕方がないし、過去に沢山してきたので今回は箇条書きにまとめるにとどめて、その次の項目の"時代の日本代表に期待するもの"に行を裂きたい。

・90分間動ける体力
・主力組にも、ポジションを失うかもしれないと言う危機感と競争心
・監督・選手の信頼感(選手同士も含む)
・ソリッドな戦術とフレキシブルな采配

今大会の日本代表の凋落の理由は、監督8:選手2だと八百屋は見ている。殆どは監督に起因するものが多くもうここでああだこうだ言い始めると、長くなるので割愛したい。一つのエピソードとして、最終戦を前に日本代表が練習していたシュート練習のエピソードと、シュート練習の意味について記して、この項を了としたい。

最終節ブラジル戦を前に、ジーコは選手にシュート練習を課した。それは風のうわさでは500本シュートだったと言われている。
その選手のシュート練習に約2000人の日本サポが見つめていたそうだ。
しかし、シュート練習が始まっても一向にゴールにシュートが入らない。
これに、日本サポがざわつき始め、最後には「きっちり決めろ!!」と、ブーイングを飛ばし始めた。
これに対し、小笠原は
「シュート練習なんだからコースを突いたシュートを打つ。この場で入る入らないは問題じゃないんだ」
と、はき捨てるように言ったというエピソードがある。

このエピソードを聞いて皆さんはどう思っただろうか?
シュート練習と言うあくまで「練習」にブーイングを浴びせるサポが悪いのか。
それとも、小笠原の言い分が引っかかるのか。
あえて、八百屋はここでは言及しないが一ついえるのは、この状況で日本がブラジルに勝つ可能性は万に一もなかったと言うことだろう。
そして、選手にジーコは多くのシュート練習を課したようだが、それは実を結ぶことなく、ドイツ大会を終えたと言う事実だけが残ったのも何とも皮肉なことである。


「ジェフ千葉をすばらしい指導力で上位に導いたオシム監督こそ、次期日本代表監督にふさわしいと言う結論に至った」
-川渕三郎 JFA会長-



【次期日本代表に望むもの】
 日本の次期代表監督は、イヴァイツァ・オシムに決まった。いわずと知れた、ジェフ・千葉の監督がそのままクラブチームを捨てて代表監督に就任した格好だ。
 まず、日本代表に期待する前に一つ言わせていただきたい。
 ジーコに全権を委任した川渕は、今大会の結果を厳然と受け止めて辞任すべきである。それを、わざとフライングしたような言い方で、自身の引責問題をはぐらかすような手腕を用いたことは、卑劣極まりないし、何より日本代表のことを親身に考えているとはいいがたい。彼のような、代表を「食い物」にしか考えていない人物は今すぐ要職から身を引くべきだ。
 八百屋は、某国営放送の教育テレビで、珍しくサッカーを取り上げていた川渕が出演していた番組を2夜連続で見させていただいた。彼が、日本のサッカーに多大な貢献をしたのはよく理解した。それでも、ここ10年の彼の行動や発言は許されない内容を多く含んでおり、これが民間企業なら、引責辞任が当たり前である。
 このような人間が要職にいる限り、日本のサッカー界が健全に発達するとは考えられないことを、まず主張して本題に入らせて頂きたい。
  
 オシム監督の就任に、国内は極めて「歓迎的」な論調だが、彼の実績が1990年にユーゴスラビア代表を率いたい外、これと言った実績が無いに等しいことを考えると、実績ベースは「ジーコより少しマシ」と考えておいたほうがよい。
 また、走って走って考えるサッカーは、Jリーグのようなディフェンスのぬるいリーグでは通用しても、激しいプレスとハードなマンマークが幅を利かせた今大会のような世界レベルのサッカーでは、これまたまったく通用しないだろうと言うことも警鐘しておきたい。
 八百屋的には、オシムが適任だとは思っていない。
 しかし、ジーコよりははるかにマシだろう。
 勝利へのメンタリティーや、フィジカルトレーニングを軽視しない(ジーコはフィジカルトレーニングを軽視しすぎたため、走れない集団をも作り上げてしまった)オシム理論は、これまでぬるま湯の環境の日本代表に大きな変化をもたらすことは待つがいない。しかし、意識改革ができてもサッカーそのものへの影響力は極めて疑問だ。それはジェフ千葉を見ても解るが、彼がどのような戦術を軸としたサッカーを展開しようとしていたのかは不明だ。それが、ジェフの戦績が一定しない最大の理由である。
 とにかくどのようなサッカーを標榜するのか。オシムにはまず、その仕事をやってもらいたい。
 また、気になる世代交代についても
「井戸には、まだ汲む事の出来る水があるのに、新しい水が必要なのだろうか?」
と言う彼なりの比喩を用いた表現で、急速な世代交代を否定する発言を行っている。世代交代は、今日本代表に最も必要とされているテーマで、これから4年後を見据えたメンバーの召集と言うのを真剣に考えていかないと、4年後は更に惨敗する可能性もある。今までの彼らには「経験」と言う上積みがあったのにも関わらずこの成績だった。今の世代より下の世代は国際経験にも乏しい。よくよく考えた、明確なビジョンをもった代表案を持たないと、気がつけばジーコの2の舞にならないともいえないので、よくよく考えていただきたい。


【Jリーグに望むもの】
 この項の最後に、Jリーグに望むことを提言して、了とさせていただきたい。
 あまりJリーグを熱心に見ていない八百屋がこんなことを言うのはおこがましいのを覚悟で言わせていただければ、

・当たりの強いDFの奨励
・国産FWの早期育成

を挙げたい。
この二つは、実は密接に関わった問題である。
現状、Jリーグのトップ10スコアラーの内、8名が外国人で占められている。日本人は、我那覇(川崎)と佐藤(広島)の2名のみ。非常にお寒い状況だ。クラブチームとしては、運営上、得点愿を外国人に求めることは、現状の仕組み上もっともなことでありそれを否定するのはお門違いであることは承知である。
しかし、外国人が項も幅を利かせてしまう最大の理由は「日本のDFのゆるさ」だと思う。
当たりが弱い、マークもゆるい、そして何より今まで審判が神経質に笛を吹きすぎたおかげで、DFも飛び込みづらくなっている。日本のDFが大成しないのは、Jリーグの忌まわしき悪習があるからである。これを即座に見抜いた前々日本代表監督のトルシエが、フラット3と言う組織的守備にこだわったのも、1対1では欧州・南米の強国FWとは万に一も渡り合えないことを周知していたからだ。
 しかし、今大会の傾向は、カンナバーロやギャラスが見せた、激しいディフェンスであり(と、言っても悪質に削ったりするものではない)日本もこれに背を向けてばかりはいられないような気がしている。
 まずは、DFが激しく行くこと。くどいようだが削るというわけではない。クリーンに激しく。矛盾しているかもしれないが、プレミアリーグなんかは結構クリーンに激しいディフェンスが多いと思う。参考にしてもいいのかもしれない。そして、審判の質も同様。今年はW杯に標準を絞り、審判の反則の基準がシーズン前に大きく見直され、前のようにプレーが流れない悪しき風習は少しなりを潜めた感がある。それでももっと流していいプレーもあると思う。審判にも同様に向上していただきたい。
 そして、FWの人材育成。これが急務だろう。営利目的のクラブチームにとって、日本代表のFW育成など関係ない話であることは重々承知だが、それでもやはり日本人のFW選手に出場機会を与えないと、育つものも育たないのは、火を見るより明らかだ。とにかく若いプレイヤーは積極的に登用してプレーさせてもらいたい。こればかりは、どうにかなる問題ではないかもしれないが、そろそろ外国人国籍の選手を帰化させる流れは断ち切っていただき、日本の中でも良い選手を発掘する体制をとっていただきたい。
 得点力不足解消のための決定力のあるFWの育成。これは常に日本代表に付きまとってきた最大の課題である。
 この画題が解消できれば、世界水準に大きく近づけるのではないかと、八百屋は睨んでいる。
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by 5aday | 2006-07-23 23:49 | FIFA Worldcup 2006
2006年 07月 22日
食と健康(野菜・果物・その他):八百屋うまいもの列伝#3:おきゅうと
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 漸くW杯も一段落し、更新内容も徐々に通常モードに切り替えようと思っています(^^ゞ
 今回は、すみませんが野菜・果物ではありません(^^ゞ「おきゅうと」を紹介したいと思います。
 このおきゅうと。まず間違いなく全国区の食べ物ではないと思います。もし、九州以外で販売しているのを見たことがあると言う方は是非ご一報くださいm(__)m しかも、福岡の博多周辺地域に限定されていると思います。北九州や筑後地方(超ローカルで申し訳ありません…)では、殆ど見られなくなります。それくらい「地域限定」フードです。
 おきゅうとの原料はエゴノリ、またの名を「おきゅうと草」と言うのですが、それから作られます。詳しい話は、専門外なんでウィキペディアに譲ります。こちらの方が偉く詳しく載っていますから…ウィキペディア、後は宜しく(^o^;)丿
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パックから出すとこんな感じです。ちょっとグロい感じがしなくもないんですが、幼い頃から食べつけている我々としては、むしろ食欲をそそります(^^ゞ
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これを、1cm~2cm幅の輪切りに「おりゃおりゃあっ!!」として
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こんな感じで更に盛り付けます。八百屋のセンスがないんで、皿がどうしようもないんですが、ガラス系の涼しいお皿に盛ると食欲倍増です。
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かつお節や、ネギなどの薬味を散らし、醤油・酢醤油・からし醤油・味ポンなどで頂きます。
八百屋は味ポン星人なので、味ポンで頂きます。ちなみに冷奴や水炊きも味ぽんで頂きます。本当に味ポン星人です(←べつにミ○カンの回し者ではございません(^^ゞ)

本来は朝食べるものらしいんですが、夜でも全然普通に頂けます。食感は、刺身こんにゃくとところてんがあえて言えば近いでしょうか?ただ、今までには無い食感だと思います。
夕食の一品にもなりますし、酒のおつまみにもなります。焼酎・日本酒なんかとの相性が良さそうです。

 恐らく、福岡一帯でしか食べられない代物なので、福岡にお越しのさいは是非ご賞味ください。居酒屋なんかにも普通にあると思います(^^ゞ
 次回は、野菜つながりで九州にゆかりのあるとある漬物をご紹介する予定です。この漬物、全国区なんでしょうか?おきゅうとよりは間違いなく知名度があると思いますが…(^^ゞちなみに、とんこつラーメン屋さんの、約3割の店舗はこの漬物が食べ放題になっています(紅生姜じゃないですよ(*^_^*))
 近いうちにまたやりますので、よかったらまた読んでやってください(^^ゞ

 
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by 5aday | 2006-07-22 23:56 | 食と健康(野菜・果物)