2006年 08月 12日
F1:ウェバー、レッドブル移籍 他数件
 HONDAの優勝も覚めやらぬハンガリーGP後の数日間に、いろいろなニュースが飛び出してきているので、まとめてお伝えしつつ、八百屋の意見も交えながら掲載したい。
(文中のリンクは、F1-Live.comを参照)


■ ウェバー、レッドブル入り

 意外に早くまとまったこの話。ライコネンやコバライネンのルノー絡みが決まってからかと思っていたので、レッドブルはこれでルノーエンジンを使う意思が無いことがハッキリした。この決定で、レッドブルがコスワースV8エンジンを搭載し、トーロ・ロッソにRB2ごとフェラーリエンジンを譲渡する"当初の予定通り"のシナリオが展開されるだろう。そして、VWグループのF1参戦も現実味を帯びてきているのかもしれない…
 エンジンが決まったことで、ニューウィー先生もマシンの設計にプラス材料が出来たはず。コンパクト設計のコスワースV8のほうが、でかいフェラーリエンジンより、設計における許容範囲が広がるはず。
 これにより、クリエンもシートを失い就職活動に身をおくことに。トーロ・ロッソもベルがー始め首脳陣が難色を示しているので、クリエンにはシート喪失の危機が迫っている。
 後、余談だが、クルサードもウェバーも、ウィリアムズ出身。ウィリアムズで現役を引退したドライバー(シートを失ったドライバーは除く)って、最近ではプロストくらいか?結構シビアにドライバーを切り捨てるウィリアムズ。ロスベルグもスランプに陥っているみたいで、来期のウィリアムズがちょっと不安…


■ ジャック・ヴィルヌーヴ、BMWを離脱

 あーあ、不安が現実の物へ。BMWはヴィルヌーブの離脱と、代役にクビカの起用を発表した。
 ハンガリーGPでも、車両重量規定違反でリザルト抹消の憂き目になったが当の本人は7位フィニィッシュと、荒れたレースでそれなりに結果を残している。しかし、スピンも多く、フロントウイングも破損しており、まだこの初戦だけで彼の実力を測るのは難しいが、何もシーズン中にこんな荒っぽいやり方で交代しなくとも…しかも、ジャックはBARでも同じ憂き目にあっており(その時の代役が佐藤琢磨)、F1って本当に世知辛いぞ!!コノヤロー!!
 ちなみに、マクラーレンのデ・ラ・ロサも後2戦で放出の可能性ありだとか。表現的には「後2戦のシートが保障されている」だそうで、それって裏を返せば2戦経ったらシートは保障されない!!ってことだよね!?ハンガリーGPで2位表彰台に立ってもこんな噂しか出ないので、本当にF1って世知辛いぞコノヤロー!!ちなみに、後任はやはりGP2で大活躍のあの人でしょうか…


■ FIA エンジン開発凍結を2006年中国GP終了時より実施すると発表

 当初より1年前倒しされて、エンジンの開発凍結案が議決され、このたび効力を持つこととなった。凍結されるのは、2006年の中国GP以降。それまでは、エンジンいじりたい放題、チューンし放題だが、これ以降は基本的にエンジンをチューンアップすることが禁止される運びとなった。
 これも、コスト削減案の一環だが、ついにFIAは競争の自由を奪ってまで、コストの上昇を抑制する"具体的な手段"に乗り出す構えだ。まあ、技術開発を制限することで、余計なテストをすることも無く、人的資源や資金を湯水のように浪費することもなくなるんだろうけど、やはりF1というモータースポーツ最高峰のカテゴリーならではの"モア・パワー"を追及する競走が見られなくなるのは素直に残念だ。



 世代交代の容赦ない波が押し寄せ、コスト削減という名のもとに技術開発が規制される。
 F1は間違いなく大きな転換期を迎えつつある。八百屋的にも1990年から見てきて以来、かなりの大きなうねりを伴う改革にF1サーカスが身を投じようとしている。
 F1は今後もずーっと続いていくのだろうが、この改革がこれ以上、興味を損ねるような改革にならないことを祈るばかりである。
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by 5aday | 2006-08-12 23:29 | 2006 other issue


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