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2006年 08月 06日
F1:第13戦ハンガリーGP予選 ライコネン2戦連続P.P.!!トップ争いの2名は中段に沈む
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公式予選結果 . .
順位 No. ドライバー チーム ベストタイム 周回
1 3 K.ライッコネン マクラーレン・メルセデス 1'19.599 17
2 6 F.マッサ フェラーリ 1'19.886 17
3 11 R.バリチェッロ Honda 1'20.085 22
4 12 J.バトン Honda 1'20.092 22
5 4 P.デ・ラ・ロサ マクラーレン・メルセデス 1'20.117 19
6 9 M.ウェーバー ウィリアムズ・コスワース 1'20.266 23
7 7 R.シューマッハ トヨタ 1'20.759 23
8 2 G.フィジケラ ルノー 1'20.924 22
9 8 J.トゥルーリ トヨタ 1'21.132 23
10 17 ロバート・クビカ ザウバーBMW 1'22.049 21
11 16 N.ハイドフェルド ザウバーBMW 1'20.623 10
12 5 M.シューマッハ フェラーリ 1'20.875 9
13 14 D.クルサード RBRフェラーリ 1'20.890 11
14 15 C.クリエン RBRフェラーリ 1'21.207 10
15 1 F.アロンソ ルノー 1'21.364 12
16 18 T.モンテイロ MF1トヨタ 1'23.767 9
17 20 V.リウッツィ STRコスワース 1'22.068 7
18 10 N.ロズベルグ ウィリアムズ・コスワース 1'22.084 6
19 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda 1'22.967 6
20 21 S.スピード STRコスワース 1'23.005 8
21 19 C.アルバース MF1トヨタ 1'23.146 6
22 23 山本左近 SUPER AGURI Honda 1'24.016 6

■ バトンとアルバースは、エンジン交換のため10グリッド降格
■ スピードは走路妨害のため、予選時のトップ3のタイムが抹消
■ アロンソは、イエローフラッグ無視と、ドーンボスにブレーキテストのような走行を行ったため予選全セッションに2秒加算のペナルティー
■ ミハエルはQ3のレッドフラッグ時に2台の車を抜いたため、予選全セッションに2秒加算のペナルティー

結果については、F1-Live.comを参照


 予選時の特記事項にこんなに長々と書いたのは、ブログを始めて初めての出来事です。やはり、予選前のトップニュースは、チャンピオン争いをしている当事者二人に、予選全セッションタイムに2秒加算のペナルティーが課せられた事でしょうか。
 もう16年F1を見ていますが、ワールドチャンピオン争いをしている両者に、しかも同様のペナルティーが与えられたのは、初めてのことじゃないでしょうか?
 ペナルティーの内容については、各F1中心のサイトが報じているのでそちらに譲るとして、きな臭い話としては、
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■ ルノー側
 ドーンボスが、抗議している訳でもないのにこんなに詳細に調査を受けて、ペナルティーが課せられるなんておかしい。どこか違う力が働いているとしか言いようがない。
フラビオ・ブリアトーレ 談

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■ フェラーリ側
 赤旗時のオーバーテイクには、ある人物が絡んでいるよ。VTRでチェックしてみれば一発さ。
ミハエル・シューマッハ 談


なんてコメントがそれぞれから上がっています。二人ともペナルティーを受けて仕方がない行為をしているので何とも言えませんが、しかし、何かしら違うところからの圧力があるのがとても気になります…もっと純粋なチャンピオンシップを見たいんですけどねぇ…
 それでは、予選を振り返ってみましょう。



■ Qualify 1
 今回の予選の見所は、2秒加算のペナルティーを受けた二人が、何処まで残れるのか?まさかQ3まで残ることが出来るのかが見物となった。結果的には、16位のタイムが22秒0だったので、20秒0がターゲットタイムとなった。
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 ミハエルは楽々セーフ。
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 アロンソは結構ギリギリ…まだQ1なので、本当の実力とは言いがたいが、車の仕上がりはフェラーリのほうが良さそう。
 ノックアウトは、上から順にリウッツィ・ロスベルグ・琢磨・スピード・アルバース・山本。琢磨、スピードとアルバースを喰ったけど、Q2への道のりはまだまだ遠い。しかし何故ロスベルグは落ちている?


■ Qualify 2
 トップ争いをしている二人が、Q3に残るのか?注目が集まった。
 最終的に、10位のタイムが20秒2だったので、18秒2が求められる…ちなみにコースレコードは昨年のミハエルの18秒9。
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 ミハエル。渾身のアタックで18秒6をたたき出すも惜しくも通過ならず。セクター3に移る頃に左フロントにグレイニングが出て、タイムアップならず。しかし、素晴らしいフライングラップだった。
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 アロンソは全然駄目…
 ノックアウトは、上から順にハイドフェルド・ミハエル・クルサード・クリエン・アロンソ・モンテイロ。クビカが初参戦でQ3まで生き残り。レギュラーのハイドフェルドを上回る…凄い…ヴィルヌーブは大丈夫なんだろうか…


■ Qualify 3
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 1回目のアタックでマッサがトップタイム。2回目のアタックは小雨がぱらつき、各車タイムアップが出来ない。そんな中…
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 ライコネンが2戦連続P.P.!!今回は、ちゃんとガス入っているよね!?
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 バリチェロ3番手、バトン4番手。HONDA3-4なんだけど、バトンはエンジン交換で10グリッド降格…しかし大苦戦を予想していたHONDAが、ハンガリーでもそこそこ速さを見せ付けた!!好材料だ。
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 珍しい顔ぶれとなった、トップ3。ライコネンは勿論今季初優勝を狙う!!
 複雑な立場なのが、マッサ。
 スタート後、わざとペースを落として3位以下をホールドし、ロングスティント出来るであろうミハエルを援護するのか?(←もっと端的にいえば、チームからそういう走りをしろと命令されるのか)それとも、優勝を目指してなるべく多いポイントを稼ぎ、アロンソに1点でも多くマークさせない方法をとるのか?注目が集まる。フィジコは沈んだので、援護が難しそうだ。

 そして鍵を握りそうなのはトヨタ。
 この2台も1回目のピットストップを比較的引っ張りそうなので、ミハエルやアロンソが彼らに追いついたとき、彼らを抜けるかどうかがポイントになりそうだ。トヨタに付き合うようだと、より上位への進出が難しくなるかもしれない。


 さて、後約30分後に決勝なんですが(^^ゞ、今回は、チャンピオン争いはひとまず置いておいて、誰が優勝するのかを楽しみに見たいです。
 現実的には、ライコネンが一番近いですが、マッサの初優勝や、トラブルなどの展開如何では、

バリチェロの優勝+HONDAの初優勝

なんかが見られるのかもしれません。とっても非現実的なのは理解していますが…(^^ゞ
それとも、ミハエルかアロンソが優勝して、伝説を作るんでしょうか?ルノーはやや厳しそうですが…

もうすぐ決勝!!楽しみでっす!!(^o^)丿
 

by 5aday | 2006-08-06 20:30 | 2006 GP Qualify


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