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2006年 07月 07日
サッカー:指定型バトン お題【ワールドカップ】
 W杯も残り2試合となり寂しい限りなんですが、実は八百屋、W杯において重大なことをやり残しておりました!!
 実は懇意にさせもらっているブログの管理者様、figo&rougeさまから、重大なバトンを頂戴しておりまして…そのお題とは…

"ワールドカップ"

なのでありまっす!!ドヒー( ̄□ ̄;)(悶絶)
figoさん、俺なんぞの八百屋の端くれが(←今回全く関係なし)ワールドカップなんぞ語っていいのですかい?しかも、不詳八百屋、94年大会からしか見たことが無い「若輩者」であります。それでもいいのでしょうか???
いやいや、やらせていただきます。光栄です。ありがとうございます。
実はこのお話、かなり前から頂いていたお話だったんですが、内容が内容だけに、鼻息荒く考えていたら、いつの間にかに自分の首が回らなくなってブログ休止したり…と、ドタバタありまして(←ここまで全て言い訳)、今回やっと実現の運びとなりました。しかし、きゃべつを積みながら、きゅうりを並べながら頭の中で原稿考えましたので、僅かW杯観戦暦4大会ではございますが、宜しかったらご一読下さいますよう、ご案内申し上げます。



● 最近思う【ワールドカップ】

 どのスポーツにも言えることなんですが、最近は商業的な意味合いが強くなりすぎて、何かと気軽に盛り上がれない背景が出来てきていることが気になります。
 例えば、日本各地で中止が相次いだ「パブリックビューイング」。
 事前に各方面への届出が必要ということで、悲惨なところでは当日になって待ったがかかり、泣く泣く中止に…なんて話も少なくなかったらしいです。
 また、日産スタジアムのパブリックビューイング中止については、W杯のスポンサーである韓国の自動車メーカー「現代(ヒュンダイ)」の絡みで、日産スタジアムでやるのはいかがなものか、という横ヤリが入ったそうです。わからなくも無いんですが、ちょっとナーバスすぎる気もします。
 あと、これは内輪ネタで恐縮なんですが、我々小売業の業界では販促に、ワールドカップを匂わす様な表現はいっさい禁止との通達を受けました。例えば「ワールドカップ、ドイツ2006」なんてうたおうものなら、なんとか権とかなんちゃら権侵害とかでうん千万のお金を取られるとか(←かなり大げさ?)で、絶対使ってくれるな、ということでした。尚、公式スポンサーのコカ・コーラ社は大々的な販促をかけておりました(滝汗)。
 せっかく4年に1度の「祭典」なので、もう少し気楽に盛り上がれたらって思います。


● この【ワールドカップ】に感動!!

 初めてみたワールドカップは、94年アメリカ大会ですが、この時は何の知識も持たず、ただおおー、と言う感じで見ておりました。知識を身につけて改めて1998年、フランス大会の前に見直したのですが、サッカーの奥深さを思い知ったのは決勝戦のブラジルvsイタリア戦でした。
 ブラジルは、10番の譜系の汚点、とまで言われた背番号10番ライーの不振。そして、当時のセレソン監督、今大会も率いていたパレイラは、10番のポジションを廃し、現在の戦術のトレンドとなったWボランチを考案。ドゥンガとマウロ・シウバを配して、敵の攻撃を中盤で摘み取りつつ、素早く前線に展開し、2トップのベベットと"悪童"ロマーリオの決定力に賭けた戦術。
 一方のイタリアは、リベロのバレージを1次リーグに怪我で欠き、苦しみながらもイタリア監督アリーゴ・サッキの中盤でのゾーンプレスとR・バッジョの閃きのカルチョで何とか満身創痍で決勝までコマを進める。何と決勝では今大会の復帰は絶望といわれていたバレージが、ピッチに立つという"軌跡"が起こり、実に20年ぶりの優勝を狙うブラジルと12年ぶりの優勝を狙うイタリアの、共に「現代のサッカーのトレンドの戦術」を築き上げた名将同士の争いとなったのがとても興味深い試合でした。
 得てして試合は、激しい中盤の潰し合いなる。ブラジルは、イタリアの激しいゾーンプレスをかいくぐり何とかゴール前にボールを運ぶも、そこにはカテナチオの万人、フランコ・バレージが立ちはだかり、病み上がりとは思えない超人的な動きでブラジルのチャンスをことごとく潰す。
 一方のイタリアもブラジルのWボランチの激しいチェックにあい、中盤が攻撃を組み立てられず、バッショにボールがわたらない。ピッチの気温は40度にもなろうかと言う灼熱の決戦は、激しい消耗戦の末、0-0のままPK戦を迎えることとなった…

 ここから先は、みなさんもお詳しいと思いますので割愛させていただきますが、R・バッジョがPKを外すシーンを見て、改めて運命の残酷さを痛感。八百屋的には凄い辛いシーンでしたが、このような場面や試合があるからこそ、サッカーとは誰もが予想できないドラマであり感動的なんだと、ますますサッカーにのめりこむきっかけとなった大会でもありました。
 そしてこの決勝戦がのちの戦術のトレンドを作った名将同士の争いであったことにも感動を覚えました。何とも意義深い、94年大会の決勝戦だったと思います。


● 直感的【ワールドカップ】

 4年に1度のお祭りだ!!みんな、盛り上がろうぜぃ!!八百屋もこのときばかりは全ての生活を、ワールドカップに照準を合わせます。仕事もほったらかして(汗)
 あと、日本の皆さん、日本代表が負けても盛り上がりましょう!!本当の戦いはその後なんですから!!(そこに日本が残ってくれればもういうことなくアツいんですが!!)


● 好きな【ワールドカップ】

 八百屋的に1番好きなワールドカップは98年大会でした。
 現在でもファンであるオランダ代表のサッカーが好きでしたね。今でもスタメン全員いえるくらい好きですよ(←多分にウイニングイレブンの影響あり)。
 もちろん、ベスト8の、フランク・デブールの自陣からのロングフィード→ベルカンプにわたり、ベルカンプのトラップでアルゼンチンDF2枚のマークを外し、右のアウトにかけてアルゼンチンゴール左上隅に蹴りこむ、というプレーも素晴らしく、おしっこジャー的なプレーだったんですが、八百屋としては、ベスト4のブラジル戦、右サイドのロナルド・デブールの高速クロス→ブラジルDFにマークされていたクライファートが、一旦後ろに下がってマークを外しクロスの瞬間ブラジルDFの前に出てきて打点の高いヘディング!!ボールをたたきつけてブラジルゴールを割る!!このプレーも感動しました。
 あの時のオランダ代表は、他にもオーフェルマウスはライツィハー、ニューマンといったドリブラー+センタリング巧者も多く、とっても攻撃的な魅力のあるチームでした。3位決定戦は燃え尽きてしまい、クロアチアに大敗を喫しましたがそれでもオランダの魅力があせることはありませんでした。
 また、初出場の日本代表も3敗でしたが、暴言を覚悟で言えば今大会の日本代表よりはるかに好感は持てました。ジャマイカを見下していたのは大きなしっぺ返しを食いましたが、アルゼンチン・クロアチア相手に、決して走り負けることなく気持ちでは負けていなかったと思わせてくるサッカーは、クリエイティブではありませんでしたが我々に感動を与えてくれたと思います。
 他にも名勝負たくさんのワールドカップ。今大会に少し似ていますが、決勝トーナメントでのゴール数は98年大会の方がうえだったと思いますし、今大会の守備的なサッカーに比べれば、スペクタクルだったと記憶します。


● こんな【ワールドカップ】はいやだ

 ブログでも散々書いていますが、これはワールドカップに関わらずどんな試合でもそうなんですが、審判が目立つワールドカップは勘弁してください。特に02大会はひどかったし、今大会もそんな試合が幾つかありました。
 参加国がワールドクラスである以上、審判もワールドクラスであって欲しい。それほどカードを出さなくとも、今大会のベスト4の試合のようにスムーズに捌こうと思えば捌けますから。FIFAも少しは考えてもらいたい。誤審とかそんな問題じゃない。大事なのは審判の態度です。


● この世に【ワールドカップ】が無かったら…
 個人の話をさせていただければ、人生の50%くらいの楽しみがなくなっていたと思います。4年に1度のこの祭典を見るために、毎日頑張って仕事をしているといっても過言で無いくらい、この祭典にかけるものは大きいです。
 広い話をさせていただければ、ワールドカップが無ければ世界はもっと「荒れていた」と思います。サッカーに国境は無く、ボールひとつで多くの民族が一喜一憂できるサッカーは、世界で最も多くの人口が競技する球技であることもうなずけるほど単純で奥が深い。ワールドカップだけでなく、ユーロにしても、アフリカネーションズカップにしても、コパ・アメリカにしても、その大会に選手だけでなく、国が一丸となって盛り上がり大会に照準を定め、人々に多くの夢や生きがいを与え、そして多くの感動をもたらしてくれる。
 もちろん、サッカーが殺人事件や外交問題に発展した礼もありますが、それは1部の度が過ぎた人たちが巻き起こした事件であって、サッカーそのものは、いやサッカーボールは多くの国々をつなぐ素晴らしい「架け橋」になっている、と八百屋は思っています。


● このバトンを、次の5人に回してください。

 え゛え゛ーっ、厳しいですね。
 しかし、出来ません、断りつつも、もしお時間がある方、興味のある方は出来たらやってみて下さい。
 もちろん強制ではありませんので…
 もし、ここに名前を掲示された方で、不快に思われた方はお申し付け下さい。
 深くお詫び申し上げますし、バトンは削除させていただきます。

☆ ニックさん … F1
☆ nasu-tccさん … ハコレース
☆ shuntakoさん … ワールドカップ(先生の意気込みも聞きたい!!)

皆様、お時間の無い中でのブログ活動、重々承知しております。くれぐれも気が向いたら+お時間がありました、でいいので良かったらよろしくお願い致します。
その他、バトンをもって行きたい方はご一報ください。こちらからバトンを指定させていただきます。

追伸:figo様
 初めて「バトン」と言うものをやってみたんですが、こんなんで宜しいのでしょうか?
 すこーし長文過ぎたかなぁ、と反省しております。
 また何かありましたら、喜んでやらせていただきますのでよろしくお願いします。

by 5aday | 2006-07-07 20:50 | FIFA Worldcup 2006


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