IE9ピン留め
2006年 06月 07日
サッカー:W杯2006 グループ展望:グループG
今回はグループGの展望です。
グループFは日本がいるグループと言うことで、一番最初に展望しました(^^ゞ日本の予想が気になる方は、サッカーのカテゴリーからちょっと記事を遡ってください、お願いします(^^ゞ
グループGはやはりフランスのジダンのラストダンスが気になります。このフランスを軸にグループリーグは展開されるのか、それともフランスを今回も奈落の底に突き落とす国が現れるのか?早速展望して行きたいと思います。


グループ G--フランス・スイス・韓国・トーゴ--


□ 八百屋グループリーグ突破予想
 ・フランス 70%
 ・スイス 50%
------------------------------------
 ・韓国 40%
 ・トーゴ 40%


■ グループGの見所
 フランスを軸に展開されそうだが、フランスも万全ではない!?前回大会のような足元をすくわれる可能性が無きにしも非ず?


 注目はフランス。前述の通り、これがジダンのプレーが見られる最後の大会になる。しかし、そのジダンが現在ベストパフォーマンスではない。しかし、ジダンのいないフランスはありえないのである。
 そんなフランスを追いかけるのはスイス。大方の予想を覆し、トルコとの壮絶なプレーオフを勝ち抜いてきたスイスは、ここの能力も組織としての能力もなかなかの力があるとふんでいる。
 そして、アジアのの虎、韓国と、才能豊かなFWアデバヨールを擁するトーゴ。この4カ国のグループを早速各チームごとに展望してみよう。


FRANCE--3大会連続12回目--
■ FIFAランキング 7位
■ W杯予選成績  欧州地区4組 1位:5勝 5分(14得点 2失点)  
■ 平均年齢  28.3歳
■ 大会登録メンバー
GK
ファビアン・バルテズ(マルセイユ)
グレゴリー・クペ(リヨン)
ミカエル・ランドロー(ナント)

DF
エリック・アビダル(リヨン)
ジャン・アラン・ブンソン(ニューカッスル:ENG)
パスカル・シンボンダ(ウィガン:ENG)
ウィリアム・ガラ(チェルシー:ENG)
ガエル・ジヴェ(モナコ)
ウィリー・サニョル(バイエルン:GER)
ミカエル・シルヴェストル(マンチェスターU:ENG)
リリアン・テュラム(ユヴェントス:ITA)

MF
ヴィカシュ・ドラソー(PSG)
アルー・ディアッラ(ランス)
クロード・マケレレ(チェルシー:ENG)
フローラン・マルダ(リヨン)
パトリック・ヴィエラ(ユヴェントス:ITA)
ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー:ESP)

FW
ジブリル・シセ(リヴァプール:ENG)
ティエリ・アンリ(アーセナル:ENG)
フランク・リベリー(マルセイユ)
ルイス・サハ(マンチェスターU:ENG)
ダヴィド・トレゼゲ(ユヴェントス:ITA)
シルヴァン・ヴィルトール(リヨン)



◎ 問題山積み!!実力はトップながら、外的要因で足を引っ張られる可能性も…

 くどいようだが、ジダン(レアル・マドリー)である。将軍プラティニの称号を告ぐこの男も、いよいよW杯06大会が、最後の戦場となる。各国リーグで見せてきた、数々のスーパープレー、まさに「ファンタジスタ」と呼ぶに相応しい彼のプレーを意地でも目に焼き付けたい。八百屋はフランス戦は全部見るつもりだ。
 しかし、ジダンのコンディションは決して良好ではない。親善試合でも、体の切れの悪さを露呈しており、前半で交代している。これが非常に心配である。しかし、後述するが、ドメネクはジダンの替わりを連れてこなかった。ジダンと心中するつもりなのか、真意の程はつかめないが、レ・ブルーの10番がピッチの中央に君臨するのは間違いないだろう。そんな彼のラストダンスを目に焼き付けたい。
 しかし、このチームは問題が山積みだ。最大の問題は監督のドメネク。妙なところにこだわりを見せたかと思えば、あれほどベテランの復帰を拒んでいた、ジダン・テュラム(ユベントス)・マケレレ(チェルシー)を、予選の危機的状況に復帰させるなど一貫性の無さで国民、選手両方からの信頼を地に落としている。また、正GK問題も、国民の世論も後押しし、リーグ・アンでも抜群の安定感を誇ったクペ(リヨン)ではなく、お気に入りのバルテズ(マルセイユ)を正GKに据えたり、23人のメンバー発表にジダンの替わりとして期待されたピレス(アーセナル)やミクー(ブレーメン)を召集しなかったのも驚きだった。その他にもジュリ(バルセロナ)の落選など、様々な物議をかもし出したドメネクの23人の召集は、国内外でも大きな議論の的となっている。
 しかし、替えの聞かない司令塔のジダン以外には、いわずと知れたワールドクラスのメンバーがひしめいているのもまたフランス。組み合わせにも比較的恵まれて予選突破は固いだろう。ただ、その後の展開は残念ながら明るくないと言わざるを得ないが。
 最後に八百屋の注目は、代表ではさっぱり活躍できない男、アンリ。彼がこの大会でどれだけゴールを量産できるのか、注目したい。アーセナルでやっているようなプレーがW杯でも体現できれば、フランスは間違いなく優勝候補に挙げられるのだが…



SWITZERLAND--3大会ぶり8回目--
■ FIFAランキング 35位
■ W杯予選成績  欧州地区4組 2位:4勝 6敗(18得点 7失点)  
■ 平均年齢  25.08歳
■ 大会登録メンバー
GK
1.パスカル・ツベルビューラー(バーゼル)
21.ファビオ・コルトルティ(グラスホッパー)
12.ディエゴ・ベナグリオ(CDナシオナル:POR)

DF
2.ヨハン・ジュールー(アーセナル:ENG)
3.ルドヴィク・マニャン(シュトゥットガルト:GER)
4.フィリップ・センデロス(アーセナル:ENG)
13.ステファン・グリシュタン(オセール:FRA)
17.クリストフ・スパイヒャー(フランクフルト:GER)
19.ヴァロン・ベーラミ(ラツィオ:ITA)
20.パトリック・ミュラー(リヨン:FRA)
23.フィリップ・デゲン(ドルトムント:GER)

MF
5.シャビエル・マルガイラツ(チューリッヒ)
6.ヨハン・フォーゲル(ミラン:ITA)
7.リカルド・カバナス(1.FCケルン:GER)
8.ラファエル・ヴィッキー(ハンブルガーSV:GER)
10.ダニエル・ギガックス(リール:FRA)
14.ダヴィド・デゲン(バーゼル)
15.ブレリム・ジェマイリ(チューリッヒ)
16.トランキロ・バルネッタ(レヴァークーゼン:GER)

FW
9.アレックス・フレイ(レンヌ:FRA)
11.マルコ・シュトレラー(1.FCケルン:GER)
18.マウロ・ルストリネッリ(スパルタ・プラハ:CZE)
22.ヨハン・フォンランテン(NAC:HOL)



◎ 若手のベテランが融合した好チーム。初戦でフランスを沈めて1位通過を狙う!?

 欧州予選4組の1位と2位が同居する皮肉な組み合わせとなったグループG。スイスはあと一歩のところで予選1通過するところだった。
 最後にフランスのベテラン勢の復活もあり、2位でプレーオフに回ったスイスだが、くじ運が悪くトルコとのプレーオフ。この最悪の組み合わせに多くのスイス国民が嘆いた。
 しかし、スイスは下馬評を覆し第1戦のホームを2-0で勝利。そしてプレーオフでの歴史に残る第2戦、イスタンブールの激闘を4-2ながらアウェーゴールで制したスイスが、W杯に勝ち名乗りを上げたのであった。
 スイスは各所に質の高い選手を揃えている。
 CBは今年アーセナルで急成長を遂げたセンデロス(アーセナル)、左SBにはことしラツィオで大注目を浴びているベラミ(ラツィオ)など若手ながら質の高い選手を最終ラインにそろえている。
 中盤はミランで馴染めなかったが、ボランチとしての実力は疑いようの無いフォーゲル(ACミラン)、こちらもミランでベンチを暖める日が多かったがやはり実力は折り紙つきのヤンクロフスキ(ACミラン)、トップ下での攻撃センスが抜群のカバニャス(ケルン)など、実力者は豊富だ。
 FWはフォンランテン(NAC)が重症のため、ハカン・ヤキンを代替召集したが、何と言ってもエースストライカー、フレイ(レンヌ)の存在があるので、得点力不足に陥ることは無いだろう。
 初戦がフランス戦といきなりヤマ場のスイス。しかし去年のセネガル戦のように、流れに乗せる前に出鼻をくじけると言うチャンスと言う考え方も無くもない。
 スイスもグループリーグを通過する実力は充分だ。



KOREA.Rep.--6大会連続7回目--
■ FIFAランキング 30位
■ W杯予選成績  アジア地区A組 2位:3勝 1敗 2分(9得点 5失点)  
■ 平均年齢  25.92歳
■ 大会登録メンバー
GK 1 イ ウンジェ 水原三星ブルーウイングス
GK 20 キム ヨンデ 城南一和チョンマ
GK 21 キム ヨングァン 全南ドラゴンズ
DF 2 キム ヨンチョル 城南一和チョンマ
DF 3 キム ドンジン FCソウル
DF 4 チェ ジンチョル 全北現代モータース
DF 6 キム ジンギュ ジュビロ磐田(JPN)
DF 12 イ ヨンピョ トッテナム・ホットスパー(ENG)
DF 18 キム サンシク 城南一和チョンマ
DF 22 ソン ジョングク 水原三星ブルーウイングス
DF 23 チョ ウォンヒ 水原三星ブルーウイングス
MF 5 キム ナミル 水原三星ブルーウイングス
MF 7 パク チソン マンチェスター・ユナイテッド(ENG)
MF 8 キム ドヒョン 城南一和チョンマ
MF 13 イ ウルヨン トラブゾンスポル(TUR)
MF 15 ペク チフン FCソウル
MF 17 イ ホ 蔚山現代ホランイ
FW 9 アン ジョンファン デュイスブルク(GER)
FW 10 パク チュヨン FCソウル
FW 11 ソル ギヒョン ウォルバーハンプトン(ENG)
FW 14 イ チョンス 蔚山現代ホランイ
FW 16 チョン ギョンホ 光州尚武
FW 19 チョ ジェジン 清水エスパルス(JPN)



◎ 今回は正念場の韓国。前回大会がフロックではなかったことを証明出来るか。

 4年前の日韓共催で地元の利を活かしたとは言え、準決勝まで進出することを予想したものは誰もいないだろう。そんな彼らの全員攻撃全員守備の、魅力あふれるサッカーに魅了された人も少なくないはずだ。
 しかし、審判のジャッジなどにクレームが多く入り、大方の意見は、「地元開催と審判のミスジャッジに助けられた4位」となってしまった韓国。その不名誉な見解を今回払拭してまたベスト16に残れるかが、大きな注目点だ。
 しかし、メンバー的にはやや厳しいと言わざるを得ない。
 最大の問題は、得点源のイ・ドングを失ったこと。彼の替わりを立てるのに現在四苦八苦している状況だ。どうやらアン・ジョンファン(デュイスブルグ)にCFを託しそうだが、彼も日韓大会以降輝きを失ったままの状態。得点力には疑問が残る。
 中盤には、今やマンUで不動のレギュラーとなったセンターハーフ、パク・チソン(マンチェスター・ユナイテッド)が君臨し、その他にも欧州リーグでのプレー経験もあるウイングのイ・チョンス(現代ホランイ)など、見所のある選手は多い。
 しかし、全体的な世代交代が進んでおらず、この停滞が思わぬ失速を招く可能性もある。
 また、アジアユース選手権で得点王にしてMVPのパク・チュヨン(FCソウル)にも期待したい。韓国で10年に1人の逸材といわれており、怪我からも復帰しコンディションを上げてきている。彼の起用にも注目だ。
 そして八百屋の心配事は、監督のディック・アドフォカート。監督して優秀なのは認めるが、起用・采配には大きな疑問を禁じえない。ユーロ04でオランダ代表を率いながら、あの有名なロッベンoutの采配でチームは大きくリズムを崩して敗退し、逃げるように代表監督の座を辞している。そんな采配が今回出ないかが心配だ。現に、親善試合でも謎の采配を見せており、既に不安が頭をよぎる。
 韓国は初戦が同レベルと目されているトーゴ戦。ここで躓けば3連敗もあるだけに、全力で挑みたいところだ。



TOGO --初出場--
■ FIFAランキング 61位
■ W杯予選成績  アフリカ地区1組 1位:7勝 1敗 2分(20得点 8失点)  
■ 平均年齢  25.3歳
■ 大会登録メンバー  
GK
コシ・アガサ(メス:FRA)
ウロ・チャニル(ジョリバ:MLI)
コドジョヴィ・ドッジ・オビラーレ(エトワール・フィラント)

DF
ジャン・ポール・ヤオヴィ・アバロ(アポエル・ニコシア:CYP)
エリック・アコト(アドミラ・ヴァッケル:AUT)
リッチモンド・フォルソン(ジャンヌ・ダルク・ポイレ:FRA)
カリム・グエデ(ハンブルガーSV2部:GER)
ルドヴィク・アセモアッサ(シウダド・ムルシア:ESP)
トゥーレ・アシミウ(レヴァークーゼン:GER)
ダレ・ニボンベ(モンス・ベルゲン:BEL)
クアミ・アグボー(ベヴェーレン:BEL)
アフォ・セルモン・エラッサ(ムーラン:FRA)

MF
シェリフ・トゥーレ・ママム(メス:FRA)
アライクシス・ロマオ(ルアン・キュソー:FRA)
トーマス・ドッセヴィ(ヴァレンシエンヌ:FRA)
ヤオ・カカ・アジアウォヌ(ヤングボーイズ:SUI)
ジュニオール・セナヤ(YFユヴェントス:SUI)
アデカンミ・オルファデ(アル・サイリヤ:QAT)

FW
エマニュエル・アデバヨル(アーセナル:ENG)
モハメド・カデル・クバジャ(ギャンガン:FRA)
ロベール・マルム(ブレスト:FRA)
マッサマッソ・チャンガイ(ベネヴェント:ITA)
ムスタファ・サリフ(スタッド・ブレストワ:FRA)


◎ 直前の監督の交代劇で、国内は大混乱。さしたる親善試合も組めずチームとしての成熟度は低いのが問題

 アフリカ予選では、あのセネガルとの激闘を制して初出場を決めたトーゴ。しかし、FWのエースであり、チームの大黒柱であるアデバヨール(アーセナル)とケシ監督の対立からチームは大混乱。結局ケシ監督は更迭され、替わりにフィスター監督が来るも、チーム内が、ケシ派とフィスター派に2分してしまいとても組織力云々と言う話まで行き着かない厳しい事態に陥っている。
 この混乱の間チームは一切親善試合を組めず、そのため32カ国の中で最初にキャンプを張った国になったが、本番への準備不足は明らかだ。
 選手の殆どが、欧州の2部以下のリーグでプレーしており、その中での絶対的エースは、前述のアデバヨール(アーセナル)。これに調子を上げてきたクバジャ(ギャンガン)の2トップがどれだけ点を稼げるかに全てがかかる。
 また、フィスター政権以降に発掘された左SBのA・トゥーレ(レバークーゼン・アマチュア)とFWからコンバートした右SBのフォルソン(JAボワレ・シュル・ヴィエ)の攻め上がりにも期待が持てる。トーゴは間違いなく攻撃チーム。緒戦の韓国との打ち合いは見物となるだろう。


 どの国もそれなりの問題を抱えているのが、やはり戦前の予想通り実力上位のフランス。それを追うスイスの展開になりそう。韓国とトーゴも自国にそれぞれ問題を抱え、万全な体制で追いきれないのが厳しい実情だ。
 ただ、フランスとスイスの位置関係は極めて微妙。1位と2位がいきなりひっくり返る可能性も充分にある。H組がスペイン・ウクライナという強豪だがやはり組みしたくないのがスペイン。フランスとしては1位を死守したいところだろう。

by 5aday | 2006-06-07 22:48 | FIFA Worldcup 2006


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