2006年 05月 11日
F1:第6戦スペインGPが前半戦最大の山場となる理由
 井出有治の件で非常に不愉快な思いをしているが、ここは気を取り直して、今週末に行われるスペインGPについて、ちょっと触れておきたい。
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 F1ファンにとっては、毎レース毎レースが山場なのは言うまでもないが、この第6戦のスペインGPは間違いなく前半戦最大の山場となると八百屋は踏んでいる。その理由を、3つのキーワードを軸に展開していきたい。


□Point-1 アロンソの地元 スペイン

 言わずもがな、アロンソの地元スペインでのレース。開幕5戦の優勝者は、初戦から順にアロンソ-フィジケラ-アロンソ-ミハエル-ミハエル。ここ2戦アロンソは、優勝から遠ざかっている。しかも内容的にも完敗ときている中での、アロンソが優勝から遠ざかった3戦目がスペインの地での開催となる。アロンソも地元でもあり、ここで優勝をして、勢いを取り戻したいところだ。しかも、去年はライコネンに完敗している「屈辱」もある。
 一方のミハエルとしても、3連勝でチャンピオンシップの流れに乗っていきたい。3連勝することで、フェラーリの完全復活を印象付けたいのと、敵地で優勝を決めることでアロンソに更なる心理的ダメージを負わせたいところだ。アロンソを精神的に追い詰めるためにも、ミハエルのここでの優勝は大きな意味を持つだろう。
 そして、もう1人のチャンピオンシップ候補、ライコネンにも注目だ。今年はここまで優勝ゼロ。チームの稚拙なストラテジーに足を引っ張られ、悩めるアイスマン、目立った活躍こそないが、どっこいライコネンは今のところ現状狙いうるだけのポイントはマレーシアGPでリタイアした以外は獲得しており、なんとかアロンソとの差も20ポイント程度に踏みとどまっている。後述するが、ここはマクラーレンが常々得意としてきたサーキット。ストラテジーを誤らなければ、ルノー・フェラーリとも互角に近い勝負が挑めると踏んでいる八百屋。正直ここでも離されると、ライコネンのチャンピオンシップは極めて厳しいものとなる。背水の陣で、ルノー・フェラーリに挑みかかり、何とかアイスマンの優勝を期待したい八百屋でもある。八百屋は予想。スペインこそはライコネンが来る!!(と思う(^^ゞ)


□Point-2 マシンのバランスが問われるカタロニア・サーキット

 第6戦、スペインGPは1991年からお馴染みのカタロニアサーキットで開催される。例年ウインターテストでも、ここでテストされるケースが多いのは、このサーキットの特性がありとあらゆる要素のコーナーを擁していながら長いホームストレートもあり、ホントに「トータル・バランス」が問われるサーキットだ。前述したように、このコースは例年、抜群のカーバランスを誇るマクラーレンが得意としてきたコース。今年もその流れは続いているのか、それともルノーか、フェラーリか。車だけのバランスで考えれば、若干ルノーに分がありそうだが、それも蓋を開けてみなければわからない。スペインGPのリザルトは、そのまま2006年序盤の各チームのポテンシャルが測れるレースと言っても過言ではないだろう。
 もちろんその序列は全てのチームに当てはまる。ルノー・フェラーリ・マクラーレンだけでなく、第2集団、未だ混沌としている、トヨタ・ウイリアムズ・BMWザウバー・レッドブルの本当の実力がわかるとも言えるだろう。
 2006年現時点で、1番バランスのいい車はどれか?そんな疑問に答えてくれる、格好の場がこのスペインGPカタロニアサーキットである。


□Point-3 全チームがテストデータを豊富にそろえたサーキットでのグランプリ

 前述したとおり、合同テストはじめ複数回のテストが行われているカタロニア・サーキット。チームによってばらつきはあるものの、押しなべて各チームこのサーキットに関するデータは揃っているものと思われる。上位チームの中で、やや不利があるとすればフェラーリ。ウインターテストは軒並みイタリアの国内でのテスト(ムジェロ等)が殆どでカタロニアでのテスト回数はやや少ないか?
 そして、このテストデータはタイヤメーカーにもそのまま当てはまる。BSvsMIのタイヤ頂上決戦最終章もテストデータが豊富なこのサーキットでは、各チームにベストなタイヤを供給できるだろう。ニュルでルノーがフェラーリに負けたのは、MIが用意したタイヤがチームが要求していたタイヤよりも硬かったのが理由とされている。
 今回は余程の気象の変化がない限り、両陣営ともベストなタイヤが用意できると推測される。豊富なテストデータを背景としたガチンコレース、スペインでは最高の戦いが楽しめそうだ。


以上が、八百屋が今年最も注目するグランプリだと推す理由である。色々なファクターが詰まったこのグランプリも、いよいよ明日から始まる。最近ますますフリー走行でのタイムが当てにならなくなってきているが、そんな中でも今までの戦績を頭に入れながら、あれこれ想像したい。
八百屋予想はライコネン!!(期待込み!!あとストラテジーが重タンでないことが条件)とにかく彼が来ないと、チャンピオンシップは盛り上がらない。アロンソ、ミハエル、そしてライコネン。役者が揃ったレースを今回こそは期待したい!!

追伸:HONDA(←あ、最後に出しちゃった(^^ゞ)の名前を出さなかったのは、皆さんがご想像するとおりです。また、毒吐きそうなんで、敢えて避けました(^_^;)


 
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by 5aday | 2006-05-11 21:13 | 2006 other issue


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